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個人と組織の関係性

こんばんは。2回目の投稿です。今日は、キャリア自律のための個人と組織の関係性について、最近の学びと自身の変化を書きます。

最近の学び、プロティアンキャリア

プロティアンキャリアとは、アメリカ心理学者であるダグラス・ホール (Douglas T. Hall) が提唱した、変化の激しい世の中においては、自身の価値観を大切にしながらも、それらの変化に適合し変幻自在にキャリアを構築していくことが必要だとするキャリア理論です。
そしてここから、法政大学の田中研之輔先生が現代にあわせて深化させたものが、「現代版プロティアンキャリア」。最近は、講座や書籍を通じて、このプロティアンキャリアについての学びを深めています。

プロティアンキャリアにおける、キャリア自律

プロティアンキャリアにおいては、個人のキャリアの舵を自分でとり、主体的なキャリア形成を行うことが大切とされています。キャリア自律を図る、ということになりますが、以前からその必要性を感じつつも、組織内においてどうやって実践していくのか、正直…あまりピンときていない状況でした。
そんな中で、腹落ちしたのが、「キャリア自律とは、個人と組織の関係性を良くする」という考え方。今まで、個人の自律と組織の成長は相反するもののように感じていましたが、これにより、双方の成功のために成長と支援をし続ける必要性がイメージできるようになりました。

例えば私の場合…

正直なところ、これからチャレンジしたいこと、今後のキャリアについて考えていることなど、あまり会社側(特に上司)に伝えることができていませんでした。なぜなのか、という点を考えると、そんなことよりもやることがあるのではないか、転職したいのか・異動したいのか、と思われるような気がしていたからでしょうか…。(特に上司の場合だと=評価者だから、という点もある気がします)そのような理由から、あまり自身のキャリアについての意向を、周囲に伝えることができていませんでした。

ですが、このイメージを通じて、自身のやりたいことをもっと発信して支援を得ていく、チャンスを掴んでいく、そんな行動が必要なんだと学ぶことができました。仕事は1人でするものではなく、また、キャリアは組織の中・個人の中だけに存在するものでもなく、いろんな関係性の中で作り上げていくものなので、もっともっとキャリアをオープンにしていくことが大切、ということですね。

組織も、個人ともっと良い関係性をつくる

そして、良い関係性をつくるためには、いわずもがな組織側も同じ認識をもつことが必要ということです。個人の成長やキャリア形成を、組織内に抱え込むことを前提とせずに支援を行うこと、これは組織全体としてもそうだし、マネージャー1人ひとりまで、こうした意識をもって社員と関わること。そうすることで双方の関係性がもっと良くなり、結果それが、組織の成長や存続に繋がっていく、そんな環境を自社でも実現していきたいと、心から強く感じることができました。


まだまだ学びはじめで、理解や表現が拙い点もありますが、このイメージをもっと自分なりに磨き上げて、周囲に伝えていきたいと思っています。そのためにも、まずは自分自身のプロティアン、キャリア自律を推進すること!!これを目指して、明日からも頑張ります~

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