連載童話「タンポポの詩」その3 エメラルド色に輝く瞳の少年
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「タンポポの詩」その3
前回のあらすじ
温かな春の日。
タンポポの子供たちは。
フワリと風に乗って、旅立って行ったのでした。
ある者は、空高く飛んで行きました。
そしてまた、
ある者は、温かなお日様に照らされながら、
丘の下の街へと向かっていったのでした・・・。
「エメラルド色に輝く瞳の少年」
私は、風に乗り
丘の下の街へとやって来ました。
そこには、美しい声で歌う
少年がいると虫たちの話で
聞いていたか