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「頑張ろ」がときに苦しい

「よし。頑張ろ🔥」

最近の私の口癖。声に出てるときもあるし、心の中でつぶやいているときもある。

でも最近、この「頑張ろ🔥」で自分を苦しめているんじゃないかなって思うときがある。


私は人に「頑張れ」って言うのが好きじゃない。つい口に出てしまうときもあるけど。どんな人もきっと頑張っていて、そんな人に放つ「頑張れ」がもしかしたらちょっと何かを背負わせてしまうんじゃないかなって思うから。だから、あっているのかはわからないけど、私が代わりに使うのは「応援してる」。「頑張れ」はどこか突き放しているように感じてしまうのだけど、「応援してる」は私の気持ちが届けられる気がしている。あ、ちなみに「頑張ろう!」は一緒に頑張る感じがするので好きです。考えすぎでしょうか、私。案外みんな気にしていないかもね。

じゃあ、自分が「頑張れ」って言われたら「もう頑張ってるのに!」って思うの?っていうと、そういうわけじゃないのよね。私は自分がもっと頑張らないといけないって常日頃から思っている人間だから、そうだよね。頑張らなきゃ!!って思うわけです。もちろん「頑張れ」から相手の応援してくれてる気持ちがこもっているのが伝わってくるから嬉しい。

「どんな人もきっと頑張っていて」なーんて言ったくせに、その「どんな人」に私自身を含めることはできないのです。厳しすぎでしょうか、自分に。

そんなわけで、留学に行っていたり、好きなものに打ち込んでいたり…頑張っている人たちを見ると、すごく尊敬の気持ちでいっぱいになるし、「素敵!」って思うと同時に「私も負けてられない!もっと頑張らなきゃ!!」って気持ちが生まれてきて、ぽろっと口に出るのが「よし。頑張ろ🔥」なのです。人と比べてしまっているのか、刺激を受けているのか。

でも、先ほども言ったように自分自身を「頑張った」と認めることができない。

すると、もっと頑張らなきゃ、もっと頑張らなきゃって思い続けてしまうので、結局「よし。頑張ろ🔥」と口に出すたびに、うぐっと心がやられるような感じがしてしまう。それを見て見ぬふりをしているのです。


いや、


自分を「頑張った」と認められないんじゃなくて、認めたくないのかもしれない。

自分が全然頑張れていないと思っている。それだけじゃなくて、「頑張った」と思った瞬間自分が終わってしまうんじゃないかって、どこかで思っているような気がする。

自分で言うのもなんだけど、私高校受験期がめちゃくちゃ頑張ったと思っていて(唯一自分の頑張りを認めている)、無事に第一志望に受かったんだけどその後そこがゴールだったかのように力尽きてしまったんだよね。それ以降全力になれない自分がいて。

だから「頑張った」って認めるのが怖いのかもしれない。そこで自分が終わりそうで。



まあ、客観的になって私に言わせてもらうとですね。別に「頑張った」って1回きりじゃないから。少しずつ「頑張った」を積み重ねていけばいいんじゃないんでしょうか。そしたらいつか「超頑張った私」になれるんじゃないんでしょうか。

ああ、なんで自分のことになるとうまくいかないんでしょうかね。

生きるのって難しいいいい。





では、素敵な1日になりますように。