noteで集まったサポートを国境なき医師団に寄付した理由
前回、皆様から頂いたサポートを全額、国境なき医師団に寄付させて頂いた。
サポート(寄付)して頂いた方には厚く御礼をお伝えしたい。
そして今回寄付した背景と今後やりたいことをお伝えしたい。
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ここ数日私のTwitterとnoteは爆伸びした。
この発信力を良いところに二次利用できないかと考えた。
そこで、私はnoteのサポート機能を使うことにした。
元看護師としての葛藤
見出し通り、私は元看護師。
そもそもなぜ、看護師になりたかったかというと、
「貧しい国で困っている人たちを医療で助けたかったから」
幼少期から両親の仕事上、海外でボランティアしている方と出会う機会も多く、自然と「誰かの命を助ける仕事に携わりたい」と思ったのだ。
両親からも「あなたの命はあなたのものではない、人のために生きなさい」と言われて育ったので、それが自然だった。
だが、実際看護学校に入ったり就職してみると、
「看護師だけのスキルでは多くの人を助けることは無理だ・・・」
ということに気づく。
看護師一人だけ現地に行ったところで、多くの命は救えない。
私はなるべく一人でも多くの命を、言い方悪いが“効率よく”救いたいのだ。
そのためには、多くの資金や人を動かす力が必要になってくる。
だから、ビジネス力、マーケティング(集客や拡散する力)、お金を稼ぐスキルが必要な考えに至った。
そして学生の頃から自分でビジネスをやったりしたが、夢を叶えられるまでの力は得られなかった。
そのため、武者修行のために、大好きだった看護師の仕事やキャリアを捨てて、無謀にもベンチャーやスタートアップに飛び込むことになる。
しかし、今のご時世。
『コロナウイルス』
このウイルス一つに全世界は苦しみに陥っている。
医療従事者は疲弊し、必要な医療が必要なところに届けられていない現実を私たちは目の当たりにしている。
仮に私がそのまま看護師だったら、私は今その人たちの近くで看護をしていたかもしれない。
だが今は医療の現場にいないし、ブランクもある。
自分の手で人の命を助けられないのだ。
看護師の資格が虚しく、効力を発揮しない。
宝の持ち腐れ。
「なにやってるんだろう自分・・・」と罪悪感というか引け目を感じてしまうことが多くなった。
戻って助けるべきなのか。でも現実的に難しい。
常に心のどこかに葛藤があったのだ。
そして起こった“バズ”
ただそれでも、淡々と日々のマーケティングの仕事には向き合っていた。
そして、コツコツと苦しみながらも得たマーケティングスキルでnoteを書いて、今回バズってしまった。
これは予測していないバズ。
ならば、これを自分だけのものにしてはならないと思った。
どうせなら、noteに共感してくれた方や寄付に関心のある人がいれば寄付しやすいようにサポート機能を使ってみることにした。
そして、そのサポート機能を寄付するという形に至ったのだ。
自分が今直接人の命を助けることはできなくても、自分の拡散力や文章でお金を集めてそれを医療現場に届けることはできる。
それによって人の命が救われる。
まさに自分の夢が少しばかり叶う瞬間。
捉え方次第では、自己満だ。
しかし、なんと言われても構わない。
とりあえず1円でもいいから、命を救うために寄付したい。その一心だった。
だから、コロナが収束するまでnoteのサポートは全額寄付する。
マーケティングで愛を実践する
私が大事にしている言葉がある。
「自分の賜物は自分のためではなく、他人のために使え」
せっかく得たスキル。自分だけが独り占めするのは何か違う。
どうせなら自分のマーケティングで愛を実践し人助けに役立てたい。
それが今後私がやりたいこと。
得た力で、人のためになるのなら、結局一番幸せになるのは自分だ。
正直寄付とか、ボランティアを自己満足という意見もある。
それで人によく思われたいとか。
それもなきにしもあらずだ。でもべつにそれでいいじゃないか?
もらったサポートをきなこもちに使うのではなく、困っている人に届けられたら皆んな幸せなのだから。
『実践、幸せマーケティング♡』
きなこより。
ps.今晩も集まったサポートで寄付します。
アイキャッチは南アフリカに行った時の子供達の写真です。
コロナ収束まで、国境なき医師団に寄付させて頂きます。