フランス生活半年、南スペイン一人旅
こんにちは、Soñadoräです。お久しぶりすぎる:(
溜まりに溜まった下書き。
煮詰まって書き出したアイデアも、いつしか蒸発してなくなり月日が経ちました。
友達の鶴の一声で、楽しんでまた何かを書こうと思えたのです。
ありがとう;)
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2023年9月1日を以て、フランスのパリで暮らし始めて早六か月。
人に支えられて生きていること、あらゆる成長痛はかけがえのない副産物をもたらしてくれること。
そんな気づきに満ちた半年を、新たに出会う人々と駆け抜けてきました。
そして8月下旬の9日間、
ずっと心に描いていたスペイン旅行をやっと実現することができました。
今まで気を張って生活してきたパリを少しの間離れ、
スペイン語の授業であれだけ夢見た国へ、やっと足を踏み入れたのです。
セビージャ、コルドバ、そしてグラナダ。
ある時は40度を超える猛暑のなか、アンダルシアの街を一人探索。
でも気づけば、決して一人ぼっちじゃなかった。
宿泊先のホストの方やバーテンダーのおじちゃん、
元英語教師のバルのお客さん、人生の転換期の旅に出た方などなど、
偶然出会った方々がはじめまして以上のお話をしてくれました。
ちょっとした出会いのようで、たくさんのエナジーをくれた一期一会。
なにより感謝しているのは、出身は違えど、
人間同士としてかける情や親切心をたくさん感じさせてもらったこと。
癖の強いスペイン語で歓迎してくれた、なんとなく人懐っこい地元の方々。
通りすがりでもお店の人が冗談を言って笑わせてくれたり、
私のつたないスペイン語に付き合って、その上褒めて励ましてくれたり。
そして地元の方以外にも、
同じように故郷を離れて新たな人生を歩もうとしている人や、
他国で頑張る友人を訪ねにやってきた学生と出会い、
旅先は一時の止まり木に見えても、
あらゆる人生の交差点なのだと実感しました。
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旅行中だからこそ、人とのご縁がより輝いて見えたのかもしれません。
「あなたに出会えて本当に良かった」
「なんとなく、あなたとはまたどこかで会える気がするの」
そんな言葉をかけてくれた彼女たち。
そして、バルでおしゃべりした元英語の先生は、学生時代の思い出とともにこう話してくれました。
「僕が君くらいの頃、イギリスで留学をしていたんだよ。
そこで、人生で唯一の日本人の友達ができたんだ。
日本のことをたくさん教えてくれて、日本がとっても身近になった。
そして別れるとき、『また会おうね』って言った。
インターネットなんてない時代。
彼が今どこで何しているかわからない。
でも、僕は同じように君に言おうと思う、
『また会おうね』って。
本当にそう思ってるし、どこかで元気にやっていて欲しい。
日本について聞くたびに、君たちの事を思い出すだろう。」
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今までの出会いと新しい出会いが重なるような、
懐かしいものの全てが思い出されるような、アンダルシア一人旅。
歴史的建造物の迫力に圧倒されて一人でうなりながら、
その場で出会った人と笑い、
時に美しい景色に大切な人たちを思い出す。
素敵な夏の思い出。
夏の猛暑とは違う爽やかなあたたかさを持ち帰り、
あっという間にパリで秋を迎えました。
これから待っている新たな出会いと、
大好きな人たちとの再会が楽しみでなりません。
すべて誰かのおかげさま。
読んで頂きありがとうございました;)
私もみんながどうしているか、聴きたいなあ!
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