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林業編Vol.9〜林業機械Ⅱ〜


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スキの数1,000を
いつの間にか超えてました。

みなさん、いつもありがとうございます(*^^)v
まだまだよろしくお願いします!
1年分ぐらいのネタはあるかと思いますので。

それでは、本編です。↓

〇ハーベスタ


テレビで紹介されることも多い
「高性能林業機械」と呼ばれるものです。

「高性能林業機械」とは、
2つ以上の役割をこなせる機械のことです。

ハーベスタは、
木を切り倒し、枝を払い、丸太に玉切る
ことが1台でできます。

枝払い、玉切りを「造材」と言いますが、
従来はチェーンソーを使って人力で行ってました。

1本ずつ枝を切り落とし、長さを測り、
チェーンソーで切らなければならなかったのが、

機械で自動化されたので
非常に作業員の負担が減りました。

問題点としては、非常に高価なことです。

欧州などでは、
日本ほど植林地に傾斜がないので、
作業道を通さずに、ハーベスタ一台であちこち行けますが、
日本では作業道がないとどの機械も入っていけないことも
林業機械全体の課題となります。


〇集材機

昔ながらの機械です。
最新のものも出てますが

切った木をワイヤーで吊って
浮かして集材することができます。

1000m以上ワイヤーを張りますので
持って行って、括り付けるのが大変です。

ラジコン飛行機などで線を送ったりしてました。
最近はドローンも使用できるようになっています。

操作は慣れればできますが、
少しややこしいです。

ワイヤーを巻いているドラムが
大体3つありますが、
1つずつにクラッチとブレーキのレバーが
あります。
なので、レバーが6本かな?

クラッチとブレーキはタイミングを見て
操作しないと、大変なことになります。

作業道を最小限にして、
集材できることがメリットです。

ワイヤーが切れたりすると
非常に危険なので、
設置、解体には時間を要します。

〇スイングヤーダ

つかみの付いた機械に
ドラムを付けて、ワイヤーを巻いてます。

集材機ほどの距離は
張れませんが、
機械の腕が届かない範囲でも
集材することができます。

作業道を必要としますが、
設置、張り替えが比較的短時間にできます。

私の現場でも、これを使用しています。

ただテンポも早いので、
ワイヤーくくるのは大変です。

3種類紹介させていただきました。

まだ、他にもたくさんあります。

少しでも、
林業について興味を持って頂ければ幸いです。

それでは、ありがとうございました。

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