四百四十九話 翼さんと♡
VRゲームの中で…。
お風呂に入ってる私…。
大浴場なのだが…。
誰も居ないので貸切状態…。
気持ちよく入っている…。
ふぅ、疲れが取れる…。
温泉が気持ち良すぎる。
しかも私以外…。
誰もいなかったのである。
こんな時間だから当たり前。
そう思っていたら…。
脱衣所で服を脱ぐ気配がして…。
誰かが入ってきたのである…。
なんとその人は…。
私の前のバイトで…。
すごいお世話になった人で。
私の初恋の人でもあった…。
天上翼さんという女性…。
向こうは身体を洗っていて。
私に気づいていないようだ。
そもそも本当に…?
翼さんなんだろうか…?
私は身体を洗っている…。
翼さんの背後に向かった…。
私は単刀直入に…。
翼さんですよね…?
と聞いてみたのであった。
翼さんは私のことを…。
覚えていてくれたみたいで。
このゲームをやっている…。
理由とか色々教えてくれた。
翼さんは現実世界でも…。
天使側の人間として…。
色々働いているらしく。
このVRゲームも…。
実は現実世界の…。
魔王が作った物らしいと。
探っているらしくて。
実際にゲームをしている。
とのことだった…。
私は悪魔側の人間だし…。
魔王とも契約しているので。
翼さんたちからしたら…。
私は敵なのである…。
でも私は翼さんのことが。
ずっと忘れられないのだった。
今は藍さんたちと…。
仲がいいのに…。
私はどんだけ…。
優柔不断なのだろう…?
そんなのいけないこと…。
わかっているけれど…。
BARで飲んだ催淫効果の。
あるドリンクのせいも…。
あるのか私は…。
こんなことを言ってしまう。
「翼さんお背中お流しします」
そう言って…。私は…。
翼さんが身体を洗っていた。
ボディーソープの泡を…。
いっぱい手につけて…。
翼さんの背中を洗い出した…。
翼さんは拒否はしなかったけど。
複雑そうな表情をしている…。
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