七十八話 塩味?
裸で寝ている翼さんに、キスしてしまった私。
寝ている翼さんが、あまりに神々しくて美しいのでつい…。
そういえば翼さんは、お風呂でメイク落としていたから今はすっぴんだ。
はぁぁ、すっぴんの翼さんの方が美しいよぉ…。
肌は、うっすら浮き上がるぐらいに、白く透き通っている。
目元は、閉じているが、長い睫毛が覆っている。
もちろん、付け睫毛ではない。とても長くて綺麗…。
鼻筋は、すっと伸びている…。
伸びた先には、ぷっくりとした美味しそうな桃色の唇…。
そこにたまらず私は、キスをしてしまったのだ…。
いけないことだとわかっていても、口づけしてしまった…。
そして、私はもっといけないことを…。
もっと変態的な行為を…。
私の視界に、翼さんの大きな胸が入った。
真っ白な肌の半円状なたわわな胸。
私は、その大きな胸を間近でも見たいと思った。
私は、ベッドの布団の中に入り込んだ。
目の前に翼さんのたわわな胸が目の前に…!?
とても…大きい…。とても…綺麗…。
私は、大人の女性の、しかも大好きな女性の胸を見つめて感動していた。
あまりに大きすぎて、胸の先端の突起は見えていないが…。
その時、私は気づいてしまった…。
翼さんの胸の谷間に、うっすらと汗をかいていることを…。
人間だから誰しも、汗をかくこともあるでしょう…。
だがしかし、とても魅力ある胸の谷間にかいてる汗の破壊力を諸君はわかるだろうか…。
私はその汗を舐めたいと思ってしまったのだ…。
なんて変態的行為なんだ。自分で自分にドン引きだ…。
なんだか思考まで変になってしまった私。
ここ最近、ずっと色々思考を反芻しすぎだなと思う私だったが…。
どうしても、翼さんの汗を吸いたいという衝動に抗えない…。
そして、ついに吸ってしまった…!翼さんの汗を…!
水晶のような透明な綺麗な汗の粒…。
その粒を、私は吸ってしまったのだ…。
唇で吸い取り、舐めてしまったのだ…。
大好きな人の汗を…!
そして、その汗の気になる味は…!?
普通に、しょっぱいだけだった…。
まぁ、そうだよね…。好きな人の汗でも、美味しいわけないよね…。
いや、しょっぱいので、塩味で美味しい?
私は錯乱していたと思う…。いろんな意味で…。
でも、好きな人のものなら、なんでも舐めたい…。
なんでも飲み干したい…。
可能なら、翼さんの全身にキスしたい…。
大好きな人の全てを受け入れたい…。
そう思うのは、いけないことでしょうか…?
私の思いに答えてくれる人は誰もいない…。
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