日本画勉強の記録二:三千本膠、水乾絵具、筆
日本画教室で購入しました画材道具です。
1,三千本膠
天野山文化遺産研究所の無添加の牛膠です。
文化財保存修復に使われる天然膠を作られているところは、
日本で唯一こちらしかなく存続が危機的な状況なのだそうです。
天野山文化遺産研究所オンラインショップ
http://www.nikawa-shop.com/smartphone/index.html
日本画用には「特2-B」
目安は重量比で水対膠92対8、粗い岩ですと90対10で使用
昔から使われている伝統的な画材を使い
少しでも貢献できたらと思います。
参考URL:
国宝日本画も修復できない?消えゆく伝統の画材、三千本膠(にかわ)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69922
天野山文化遺産研究所
http://amanosan.com
「一日一畫」日本画家池上紘子
https://hiroko1.exblog.jp/31731372/
https://hiroko1.exblog.jp/15959460/
2,水乾絵具
京都 彩雲堂の水乾絵具です。
池上紘子先生が初心者向けに選ばれた13色です。
3,筆
京都 中里の筆です。
合計6点です。
絵刷毛 十二号
平筆 六号
平筆 四号
彩色 大、小
菊花面相
京都 中里ホームページ
https://www.kyoto-nakasato.com
日本画材道具は伝統工芸品によって支えられていますが、
1990年代から衰退傾向にあり産地出荷率は1000億円と30年で約5分の1の規模へと減少しているそうです。
日本の伝統的な技術を学び、
天然の素材の美しさと欠点と長所を知りたいと思います。
参考URL:
伝統的工芸品産業の統計的分析
http://www2.toyo.ac.jp/~nofuji/DENTOKOGEIHIN2.pdf
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