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バレエ歴20年以上の私が急にジャワ舞踊を始めた話②〜そういえばバレエって手の形1パターンしかない〜

こんにちは、ソノです♡
今日もジャワ舞踊に行ってきたので、ジャワ舞踊シリーズ第2回です。

このシリーズは、バレエ等々のダンスを習得&メソッド研究をしてきた私が
唐突に始めたジャワ舞踊に翻弄される姿を記録した奮闘記です。

アジアの舞踊といえば!独特な手の形!

やっと少しできるようになりました!
なので、今回は手の形のお話です。

ジャワ舞踊には大きく分けて4つの手の形があります。
1 ルジ(4本指を立てたみたいな形)
2ニティン(中指と親指を合わせた形)
3ニュンプリッ(ニティンから親指を少し引いた形)
4グプル(主に男性舞踊で使う3本指を握ったような形)

インド舞踊は20以上あるので、まだ易しい方なのでしょうか…

手だけなら、意外とすぐに形を真似ることはできました。しかし難しいのはここから…



いざ踊ってみると、、
右と左が違う動きをするのです。



全く思うようにできません。
先生の動きを必死にトレースしようとするのですが…あれ?いつのまにか左手が変わっている…?あれ?今度は右手も違う…???

なんかあれみたい。
右手で三角描きながら、左手で四角を描く脳トレ。


これに足の動きがつくと思ったら先が思いやられます…。

こんなに踊れないのか?私…

そう言われると、バレエは手先のフォームは基本的にはひとつだけ。
腕のポジションも基本は5つぐらい。
身体の向きも8方向。
あとはポーズやステップを一つづつ習得していけば、その組み合わせで踊れます。


一方のジャワ舞踊。
「正しいポジションをひとつづつ覚えて、それらを組み合わせる」というより、
「ひとつのシークエンス」を覚えてそれが右から左から両手バージョン…と変形していく感じです。 


ウィリアム・フォーサイスはバレエを「ポーズとポーズをステップで繋ぐ」と言いました。

ポーズ→ステップ→新しいポーズ
これが基本的なバレエのアンシェヌマン(シークエンス)の流れです。基本的には矢印の時に腕のポジションを変えて次に備えるというのが定石です。

ジャワ舞踊ではこの常識は通用しないようです。

シークエンス①→シークエンス①+α→シークエンス①+β
こんな感じで進みます。
このシークエンス中、ずっと手足が動き続けます。


そりゃ、慣れない訳です。
身体が「いつ動いたらいいかわからない」
?マークをとばしています。


シークエンス覚えない限りは全体の振り付けも覚えられないのですが…切れ目もわからない…

いろいろいいましたが、手を左右違う形に動かし続けながら足も動かし続けるのは至難の業という話でした……

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