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どうする!?新「ひとり法人プラン」で入金/支払管理レポートが使えない問題

いよいよ7月1日から、freee会計法人・新プランの適用が始まりますね。

新旧の機能差が複雑すぎて、頭を抱えた方、今もなお決めきれずに頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?
 

弊社も、各クライアントさんのプラン改訂対応にはすごく頭を悩ませました…
 

悩みのタネのひとつに、旧プランで最低金額だったミニマムプランから、新プランで最低金額の「ひとり法人」プランに変更する場合に、「値上げになるのに使えなくなる機能がある」というのがありました。
 

特に、「入金/支払管理レポ―ト」が使えなくなる、というのは、freeeを活用して債権・債務管理を効率化してきたスモールビジネスユーザーにとっては、悲しいお知らせだったのではないでしょうか。。。

↑特設サイトより抜粋

 
入金/支払管理レポートを活用して、会社で自ら債権・債務管理をして頂く、というスタンスでfreeeの導入サポートをすることが多かったアカサポ・矢野も、この制限を見たときは途方にくれました(オオゲサ…)。
  

※顧問先・クライアントさんがひとり法人プランでも、アドバイザー側では入金/支払管理レポートが引き続き見れる、とのことですが、自社でfreeeで債権・債務管理してきたユーザにとっては、アドバイザー側で見れても意味がないのです。。。


今回の記事では、この、新「ひとり法人プラン」で入金/支払管理レポートが使えない問題に対するひとつの打開策をお示ししたいと思います。
 

Google検索やX検索でも出てこなかったので、ドヤり気味にで記事を書いていますが、既出だったらすみません、大目に見てください(^^;

 

1.「未入金リスト」のつくり方

まずは、入金管理側のご紹介です。

①「取引の一覧・登録」メニューを開く

 

②検索条件にて「収入」「未決済」を選択、その他は空欄にして「絞り込む」をクリックする

特に、「発生日」はデフォルトで数字が入っている場合が多いので、
必ず消して空欄にしてください

 

③表示されたものが「未入金リスト」です!

表示件数や、昇順・降順などはお好みで編集してください

 

④URLをコピーする

 

⑤トップ画面に戻り「ショートカット」の編集➝コピーしたURLを貼り付けボタン名を「未入金リスト」にする

 

⑥トップ画面に「未入金リスト」へのショートカットができました!

  

2.「未払リスト」のつくり方

続いて、未払リストですが、上記ができれば簡単で、検索条件を「支出」「未決済」、その他は空欄にすれば、あとの流れは同じですので割愛します。

  

3.今回の記事を書いたきっかけ

2月にプラン改訂が発表されて以来、「なんでこんな改訂なんだ!!」と納得いかない複雑な思いに頭が支配されていました。。

こんな感じで(笑)

クライアントさんとプラン改訂対応についてミーティングするときも、不満タラタラな空気感で…正直、今振り返ると本当に良くなかったというか、そんな態度に意味はないし、クライアントさんにとっては何の価値も提供できていない、反省すべき時間だったと思います。
 

そんな自分が、冷静になれたのはなぜかを考えると、「マジカチ東京リーダーに復帰宣言をしたこと」が大きかったな、と振り返っています。

※「マジカチ」とは、freeeアドバイザーのコミュニティです


2022年にリーダーを卒業するまでの4年間は、「freeeを活用してクライアントさんの事業成長に貢献する」という想い全開で、freeeというプロダクトに向き合い、アドバイザー仲間と切磋琢磨しあい、freee社員さんたちとも熱い議論を交わし、というような日々でした。
 

それが、リーダー卒業後、コミュニティへの参加が減り、アドバイザー仲間やfreee社員さんとの交流も激減していき、いつの間にか、freeeを単なる無機質なツールとしか捉えられない、そんな感覚に陥ってました😅
 

そんななか、今回、運よくリーダー復帰の機会をいただけて、再びアドバイザー仲間やfreee社員さんとの交流が増えてきたことで、自分の中でfreeeというプロダクトへの向き合い方の感覚を戻すことができました。
 

そして、プラン改訂に対しても、クライアントさんにとって価値ある対応ができるよう、もう一度冷静に考えてみよう!といろいろ考えた中で、今回の策も出てきた、という次第です。
 

独立してるコンサルタントとして、環境や状況によってパフォーマンスにムラを出してしまうのは良くないことですが、結果として、プラン改訂に感情的になってしまい、一時的にパフォーマンスを下げてしまっていたということにことに気付けたので、

今後、あらためて、(というか、ますます)「クライアントさんにとって価値ある行動」ファーストで冷静に、かつ、熱く、お仕事に向き合っていきたいと思います!
 





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