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スウェーデンでの生活#5 コーヒーブレイクの習慣

noteを書き始めてひと月、2日ほど忘れそうになった日があったもののなんとか毎日更新を続けている(ただし、サマータイム込みの中央ヨーロッパ時間で)。noteにのせる題材を探しながら歩いていると、印象的な建築や風景が目に飛び込んできて不思議な気分になる。

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さて、今日はGoogleマップで見付けたチョコレートショップに行ってきた話をしようと思う。訪れたお店は中央駅から徒歩10分程のところにあるこじんまりしたカフェ、CHOKLADFABRIKEN。「チョコレート工場」という名前からしてかわいい。お店の中も温かみのある色合いのインテリアやポップな雑貨でまとめられていて素敵な雰囲気(他の写真はこちら)。

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注文したのはホットチョコレート(ビター)&マシュマロトッピングとチョコレートを使ったおしゃれなグラススイーツ。席まで運ばれてきたホットチョコレートは器がだいぶ大きくて(カフェオレボウルのようなイメージ)つい圧倒されてしまった。飲んでいるうちにマシュマロが溶けて甘くなっていくので、量が多いのと合わせて満足感がすごい。グラススイーツのほうはミルク系のムース(パンナコッタ?)に果肉入りのりんごジャム、チョコレートムースの3層になっていて、マシュマロのようなもちもちした食感の泡がのせられている。チョコレートの甘さとりんごの酸味、デコレーションに使われているナッツの香ばしさが調和していて、一番下のミルク系のムースも合わさって絶妙なバランスになっている。見た目のかわいさにひかれて選んだけれど、とても好きなタイプのスイーツで嬉しい。

昼過ぎかつカフェタイム前の時間をねらって行ったのでそこそこ空いていたのだが、電話で仕事の話をしているオフィススタイルの男性や仲睦まじい様子の老夫婦などがいらしていた。少し話がずれるが、スウェーデンにはFikaというコーヒーブレイクの習慣がある。大体15時前後にみんなで集まってコーヒー(飲めない人はスムージーなど)と小さめサイズのシナモンロールを手に休憩をとる。Fikaの目的はどちらかといえば周りと雑談したり仕事の話をしたりするというコミュニケーションのほうにあるようで、日本人にとっての飲み会のようなもの、というのが個人的なイメージである。ボスによるとスウェーデンはコーヒーを自国で生産していないのに消費量が世界一位なのだそうで、特に効率的に働くことを重視するスウェーデンの人々にとって、コーヒーブレイクは欠かせない生活の一部らしい。

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