お祭りの維持継承を考えるー南魚沼市一村尾地区の太々御神楽を例にー
概要
南魚沼市一村尾地区は旧大和町エリアにあり、約290世帯、900人の地区である。この地区にある若宮八幡宮の「若宮八幡宮神楽舞」として、南魚沼市の無形民俗文化財に登録されている。(S46年10月18日)
通称名としては「若宮八幡宮十五夜大祭 太々御神楽」である。
発祥は江戸時代の宝暦年間(1751年〜1764年)と言われており、当初は7、8座の神楽と神事を合わせて奉納していた。現在のように32の神楽面を使って総数26座の神楽を奉納するようになったのは明治26年からであり、