見出し画像

鎧を脱いで、あなたらしい服を見つけられるところ、上川町。

こんにちは、こんばんは。新谷有希です。
今回も上川町の紹介記事です。前回は町の概要について記事を作成しましたが、今回は町の魅力にフォーカスを当てた紹介記事になります。
前回とは少し雰囲気を変えてお届けします…!

「鎧」を脱いで「あなたらしい服」をみるけるきかっけを作ろう。

「したい」という欲求に向き合い、行動をしている時間はとても自由で開放的な気持ちになる。

その自由を阻害するものは「〜すべきだ」という社会的風潮が全面に記された「鎧」なのではないかと思う。

あなたにとって「鎧」は日頃の日常生活で着なければいけない「服」であるのでならば、上川町で全て脱いでしまおう。

上川町で大自然に囲まれながら「したい」ことをして、多くの人と対話をすることで、あなたらしい「服」を見つけて、着てみてはいかがだろうか。

「したい」ことをしつつ、自分で見つけた「服」を着ている時が、もっとも「そのまんま」で「素」のあなたで居られるだろう。

上川町にはあなたらしい服を見つけられるきっかけを手に入れられる場や、雰囲気がある。
ぜひ、一度上川町に訪れて「あなたらしさ」を再発見してほしい。

まずは、上川町であなたがあなたらしく居られる魅力的な場所を紹介してゆく。

自然の中で思いっきり遊ぶ


上川町にある魅力的な場所・モノといって思い浮かぶものはまず大自然。

山峡の地形に位置しており、遠くには大雪山系の山々が見え、町の南側には石狩川が流れているその光景は迫力がある。
特に層雲峡エリアでみられる山々の景色は圧巻だ。

小さな山でも、近くで見ると大きな山。

上川町が自然に恵まれているということは、すなわちアウトドアアクティビティも充実している。
夏は登山や石狩川でラフティング、冬はスノーシューを履いて石狩川を歩いたり、犬ぞりもできる。

いずれもガイドの方が同行するので安全確保や現地の話を聞ける。そのため、初めて体験する人でも十分に楽しめるプログラムになっている。
自然の中で思いっきり遊んで、子供の頃むじゃきに遊んでいたあの感覚を思い出してみてはいかがだろうか。


私は上川町に滞在する中で、ふと人間は大地や自然に「生かされている」のだと実感した。その理由は紛れもなく、自然に囲まれていたからだと思う。

ラフティングを経験するときは泳げないから少し怖さもあったが、みんなでやることでその怖さも薄まったと思う。
「そのまんまフォルケホイスコーレ」でもアウトドアアクティビティに参加する予定なので、この機会にぜひ。

そして、遊んで疲れた身体は、層雲峡温泉の温泉に入って疲れを癒すこともできる。


室内で各々の時間を過ごせる場所


上川町で魅力的な場所は層雲峡エリアなど自然が豊かなエリアだけではない。上川駅周辺などにも点在している。

上川駅近くにある交流スペースとコワーキングスペースを兼ねそろえたPROTO

写真入り口正面。天気のいい日は外でも過ごせる。


人気のカフェレストラン「だいせつ倶楽部 」

人気の日替わり定食


東雲地区にある未来型公民館「大雪かみかわヌクモ」

大きなバンクとブロッククッションは印象的


など、さまざまな過ごし方をできる施設が揃っている。

その中でも、私のお気に入りはPORTO。
本を読んだりパソコンを使えるデスクがあるだけではなく、さまざまな人と会話をできるきっかけも生まれる場であるからだ。

つい話に夢中になってしまって、やるべきことをやりきれないかも…という状況も活動中にあったが、PORTOで話をしている時間はすごく心地が良いと感じた。

人と話すもよし、勉強するもよし、仕事をするのもよし、何もしないのもよし。
あなたの「したい」という想いに応じて過ごし方を決められるため、きっと1日いても飽きないだろう。

また、上川町はラーメン日本一の町としても知られている。
上川ラーメンは町内の製麺工場で作られた麺を使っているらしい。
町内には4〜5軒ほどのラーメン屋があるので、この機会にここでしか食べられない味をぜひ。

上川町には映画館やショッピングセンターといった「大きなまち」にあるような施設は残念ながら一軒もない。
けれど、人と話したり、自分がしたいことをすることで、そうした場所では過ごせない特別な時間を過ごすことができるだろう。

すぐにはみえない。でも、真の魅力。


上川町の魅力は「自然」や「場所」だけに留まらない。

自分自身が「したいこと」「やりたいこと」に挑戦している、パッションがある人たちが集まっている町。つまり。魅力的な人々が多くいる。これも町の魅力だ。

その代表者といえる存在は、13人のカミカワークプロデューサー。
上川町役場が地域おこし協力隊の制度を活用して採用しており、6つのジャンルに分かれて数人単位で活動している。

活動内容などは「カミカワークダイアリー」を参照してほしい。

他にも町内でカフェをオープンする方、事業継承に挑戦する方、ホステルを運営している方、鳥の写真を撮影してPortoで写真展を開く町民の方など、たくさんいる。

さまざまな人が、さまざまな「したいこと」に向き合っている。
その姿からはその方の「素」の部分を垣間見ることができると思う。

私は上川町に訪れるまで、これほど熱意をもってやりたいことに挑戦している人とあまり出会ったことがなかった。
話をするだけでもとても刺激になるし、自分自身も「もう少しやりたいことをやってみよう」という想いやきっかけも生まれてきた。

上川町に訪れていなければ、いまこの記事も書いていない。
出会いや刺激を転機と見出すか、きっかけとするかは人それぞれ。

文章で述べたとしても、実際に対面して話を聞くまでは想像しにくい部分もあり、すぐに魅力は感じられないかもしれない。
だが、私は「人」こそ、上川町の真の魅力であると確信している。

プログラムの中でどのような出会いがあるか、いまから楽しみだ。


その周りのまち


上川町の周辺には個性的で魅力的な「まち」がたくさんある。

北海道第2の都市であり、旭山動物園など観光名所も多数存在する旭川市。

旭山動物園にて

「適疎」なまちづくりのスタイルを掲げ、写真甲子園や個人経営のカフェの多さで有名な東川町。

キトウシ森林公園にて


北海道の景色の代表格?。白金青い池やパッチワークの丘が有名な美瑛町。

どこを見渡しても「広大」

どの町も地図上で見ると近いように見えるが、実際は車で1時間以上かかる場所が多く、遠いところばかりだ。

近いように見えて遠い。これは北海道の特徴であると思う。

だが、時間をかけて移動した分、その土地でみられる大自然や美味しい食べ物などは唯一無二のものばかり。

人気の観光地やお店を調べて、行きたいところを決めていくことをもいいかもしれない。
けれど、私は現地に行って感じる「ここにいってみたい」という素直な気持ちを大事にしてほしいと思っている。

旭岳

事前情報では「ここでは、ここいいくべき!」とおすすめが提示されているためだ。
自分の「素」の気持ちにしたがって訪れてみると、思わぬ発見や気づき、出会いなどがあるのではないだろうか。

旅行ではいい意味での予定不調和を味わうことも楽しみとして、北海道滞在を楽しんでほしいと願っている。


最後に


予定不調和の話は「鎧を脱ぐこと」にもつながるだろう。

人は事前に決めていた予定や流れが狂うと不安になったり困惑してしまうことが多い。
「鎧」は社会的・客観的にその人を確認することができる「印」でもあるため、脱ぐのにも不安になるのではないか。

不安にならなたいために、人は緻密な計画を立てて行動しているのが現実。

上川町に訪れて過ごす3日間は、鎧を脱ぐだけではなく、ぜひその不安も捨ててほしい。

上川町で過ごし、対話をする中で「あなたらしい服」を見つけて、不安を捨てたそのまんまのあなたでいられる時間を、ぜひ過ごしてほしいと私は思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?