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学校へ行きたくない子どもの原因。

実は色々「話せること」がある。
まず、教育学士であり、教育学系統の大学を卒業し教育学を専攻していたということ。
自殺問題も研究していた。

次に、身内に不登校の者がいた。

まず、弟。(その詳細は省く)

そして、息子。

つまり、親として当事者である。

いじめが原因ではなかったが、中学2年生から不登校は始まった。
3年はほとんど行ってなかった。

先生は役に立たないことを知った。その頃(10年以上前)は、今のように不登校の認知度が高くなく、まだ「登校拒否」と言う言葉の方が主流で、未熟な若い先生はどうしていいかわからなかったのかもしれないけど。

そして、そこからずっと不登校に関しては悩み、最終的に大学に入り直して、教育の勉強をし直した、私が。

息子が学校に行かず、母が学校に行った。


「学校なんて、大人になっても学ぼうと思えばいつでも行ける」ことを図らずも証明してしまった形。

そして、息子の不登校の原因に思い当たった。


母親だ。


私だ。


つまり、離婚だ。


今、大人になった息子に聞いても、そうは言わない。
でも、やはり家庭の機能不全が大きな影響を与えていたのは事実だと思う。

仕事が忙しくていつもイライラしている母親。
余裕もお金もなく、勉強のできる息子に期待をかける母親。

息子が「塾をやめたい」と言ったのに無視した母親。


離婚したことで、意固地になっていた母親・私。
幸せじゃなかった。


子どもに影響を与える最大の要因は、母親の幸せ感だという調査結果がある。
父親の幸せは関係ないそうだ。

母親が幸せだと、子どもも幸せ。

母親が悩んでいたりつらい思いをしていると、子どもも…。


離婚の原因は、実は、元夫の浮気だった。


だからこそ、「一人親でも立派な子どもに育ててやる」という気負いが強く、果てには息子のことが見えておらず、自分の手柄ばかりを気にしていた結末がそれ。


そう言えば、浮気相手の女性がどうしているのか、とふと思って、数年前にネットで調べたら、

なんと!不登校の相談業務についていた、という笑える話。

回り回って、不登校の遠因が、不登校を助けるという…。


いじめで不登校になっている子どもたちに「母親のせい」と言いたいわけではない。
母親が十分に幸せでいないと、子どもに生きるエネルギーを注げない。

子どもが学校に行かなくても、母親は幸せに笑っていることが一番。
そして、子どもを愛することが一番。
学校に行かなくても、全然問題ない。
母親が早くに肝を据えて、全面的に子どもの味方なることが命を救う。


たかが、夫の浮気が、恋愛ごっこが、後々に色んな人に影響を与えるなんて。
たかが、されど、sex。

#8月31日の夜に

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