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市民団体8団体が広島市へ要望書提出

広島市中央図書館やこども図書館、映像文化ライブラリー、青少年センターなど、現在中央公園内にある各種文化施設について考えてきた8団体が連名で1月13日、広島市長宛の要望書を提出しました。


連名で提出した要望書

要望書提出にあたっての8団体側と市役所側のやりとりは以下の通り。

こども図書館移転問題を考える市民の会・吉田さん)

では要望書を提出いたします。広島市が提示した中央図書館等再整備移転方針の撤回についての要望書です。2022年12月14日、総務委員会において、広島市が提示報告した再整備移転方針に反対し、その撤回を求めます。また、同年3月広島市議会において全会一致で可決した付帯決議案の精神を蔑ろにすることなく、この問題について拙速な結論を避け、さまざまなレベルでの議論を継続し、時間をかけて市民が納得できる方針が策定されるべく、強く要望します。(以下略)8団体で方針の撤回について要望書を提出いたします。

代表して要望書を広島市市民局次長に手渡す吉田さん

広島文学資料保全の会・土屋さん)

今の内容について少しだけ説明させていただきます。補足の。ご承知のように今回ほど図書館のことが市民の中で話題となり、今回ほど市長や市議会へ多くの団体や市民から請願書や要望書が何度も出された事案というのはないと思います。それは、図書館がどこに移転するかという問題が、図書館の未来にとって、また市民生活にとって極めて重要な問題だからです。これは市の皆様もご存知だと思います。

そして一昨年からの経過を見ていますと、やはり2021年9月からA館ありき、スケジュールありきで進められているとしか私たちは思えないんですね。そしてA館の移転となれば、25年後には早くも現在の中央図書館の状況になるわけですから、これでは持続可能性にかけた図書館政策であり、市民の税金の無駄遣いとなると思います。昨日、市長も理解をえたのでということで予定通りに予算の執行を会見されたけど、確かにいろんな協議会で総務委員会とか図書館協議会、社会教育委員会などで確かに説明はされました。でも、その中でも多くの疑問点が出て、本当に十分な議論ができていないまま今に至っております。

理解を得ていると何度も言われたんですけど、私たちの団体も理解をしているわけではなくて、もう一度中央図書館のあるべき場所というのを考えてくださいというのを、何度も要望を出しているわけですけど、関係者に丁寧に説明して理解をえて移転先などを決定することと付帯決議にもちゃんとありますから、やはり要望書の中にあるように、付帯決議が蔑ろにされないことを切に願っております。

なぜなら私たちの8団体だけじゃなくて、いろんな団体が今から出されるかもしれないけれど、私たちには市民の声も、ある意味聞きながらここに立っております。8団体は全て関係者であり、どのように考えようとしても、昨日の市長の会見は理解ができないわけです。やはり子ども図書館の関係の方達とか私たち文学資料の関係者は、あるべき場所は商業施設におかれる図書館ではないと思っています。

今まで個別に要望などを出してきましたが、今回はやむにやまれぬ思いで8団体で出させていただきました。要望書の内容については繰り返しませんけど、強くその要望書の内容を改めて要望したい。

ちょっと少しだけせっかく来られているので声を発していただきたい。

土屋さん

末政・市民局次長)
今日はお天気もあんまり良くない中でおいでいただいてありがとうございます。わたしは市民局の次長の末政と申します。本来は生涯学習課の田尾課長の方が承ったのもあるんですが、都合でわたしが受け取りたい。こちらが、生涯学習課のそれぞれの職員です。

広島市の末政・市民局次長

(各団体代表者自己紹介)

土屋さん)
一言ずつみなさんに発してもらいます。

鈴木三重吉「赤い鳥の会」・長崎さん)

長崎さん

鈴木三重吉赤い鳥の会から申しますと、やはり文学資料の保全と中央図書館にお預けしている資料等が今の状態では十分ではないということで、昨年の7月に市長面談の際に市長さんの方から直々にお声をいただきまして、ぞんざいにしないと。ちゃんと保全を考えるといただきました。また、その際に移転と文学館的な機能は切り離して考えるという風な意見もいただいております。ということは昨日の発言で進展したかどうかわかりませんが、その際には必ず文学館的な機能、我々の資料等がどこに保管にしていただけるのかというのはもう一つ踏み込んだ発言というかものがいただけるものだと信じておりますので、どうかそのことをよろしくお願いいたします。

原民喜「広島花幻忌の会」・原さん)
※原時彦さんは原民喜の甥

原さん

原民喜は原爆の被災を被った一番の経験者で、彼は幟町で被爆して、東照宮に逃げていった。世界遺産に登録申請も何回もしている。残念ながらまだ認可を得ていません。引き続いてやっていきたいと思います。世界の情勢も今、原爆核の問題、非常に大きな問題になっていると思うんです。そういうことをみなさんに感じていただくために、やはり文学資料として、民喜のものは完璧に保全していただきたい。そういうわたしは願いを持っております。まあ、次回また世界記憶遺産が問題になった時にはまた再申請懲りずにやっていきたいと思っていますので、そのほうもよろしくお願いします。

鈴木三重吉親族・板倉さん)

板倉さん

現在地から移転するそのものにわたしは反対をしておりまして、原爆資料館が被爆の体験を後世に託すものであれば、現在地で原爆文学を含めて僕は平和のための原爆資料館に相対する広島芸術資料館というか、そういう風なもので再構築して欲しいということを常に願っておりまして。市民局あたりから、移転後に改めて考えるという風なお話もありますけど、それは信用していないというか、それはまた次の問題であると思います。とにかく現在地から移転するそのものに強く反対をしています。

緑ゆたかな静寂の地で広島の文化を創造・継承したい市民の会・友川さん)


友川さん

わたしは映画で暮らしている人間です。映像文化ライブラリーに貴重な映像フィルムがあることをしっかり市も市民も再認識するべきだと思います。今、映像の世紀という番組などで過去に撮られた作品が新しいメッセージを発する、そういう時代になっていると思います。それは、やはりあの場所が映像に触れた後目の前に原爆ドームあるいは平和公園が展望できる、そういうことで過去と今をつなぐ大きな役割を果たすものだと思っています。今の場所にぜひ建て替えていただいて改めて映像の力をみんなで確認する場所になればいいなと強く願っております。

吉田さん)

吉田さん

子ども図書館は9月にエールエールA館へは移転せず現在地で子ども文化科学館のリニューアルに合わせて再整備するという方針を発表されたんですけど、その後、今に至るまでどういう再整備をされるか具体的なことを何も伺っておりません。このままの状態で放置されるのではないかと大変心配しています。子ども図書館は再整備方針で示されたように子どもの本の分野での中枢館でございますので、その機能が十分に発揮されるように、現在地での建て替えを望んでおります。原爆が落ちた後、廃墟の中から多くの方々の善意で建てられて、平和に基づく、そして平和を実現している施設ですので、その子ども図書館を現在地できちんと整備することは広島市にとってとても重要なことです。そして、昨年私たちの会に多くの署名が寄せられたんですが、その中には広島の子どもたちの署名も数多く入っています。学校で子ども図書館移転について学んだ子どもたちもたくさんいます。そういう子どもたちは9月の移転撤回の方針を聞いて、非常に期待しております。その子供達の期待を裏切ることなく、より良い子ども図書館を現在地で建て替えていただくよう強くお願いいたします。

ひろしまのシビックプライドを考える会・谷口さん)

谷口さん

ひろしまのシビックプライドを考える会の谷口です。シビックプライドというのは市民一人ひとりの街に対する誇りです。私たちは自分たちの街は自分たちがよくしていくという自負心を持って当事者意識を持って行動していくということです。市民一人ひとりのシビックプライドの積み重ねこそが平和への道筋だと私たちは思っています。今回の市の性急な物事の進め方はそういった市民一人ひとりの意思を踏み躙るような行為だと思って大変残念に思っています。私たちが愛し、信頼をしていた国際平和文化都市ひろしまという言葉が単なるお題目でなく真の姿であるということをぜひみなさんの力で示していただきたいと思っております。

土屋さん)
今お聞きの通りなんですけど、やはり持続可能性のある時代ですよね。それが今の出されている図書館のいろんな政策ではそういう持続可能性のかけた政策だとしか思えない。長期の40年持つということを言われているけど、もう25年経ったら今の図書館の状態になるわけです。今49年ですからね、中央図書館が。そう考えると40年は到底持たない。建物は持つかもしれないけど、図書館の機能が発揮できないということは、誰もが感じております。それと、やはり丁寧に説明するということを付帯決議で書いてあるんですけど、丁寧に説明していただいていないと思っているんですね、私たち。というのが先日やっとA館移転整備報告書というのがコンサルの図面を見させていただいたんですけど、私たちが知りたい情報が全部消されているということがあります。
やはり多くの問題点が図書館協議会でも社会教育委員会でも出されていますし、総務委員会でも発言が発言されただけに終わって、論議が何もされていないと私どもは感じております。それで、賛成の方ももちろんいらっしゃると思うんですよ。でももし賛成と反対の意見が拮抗している場合はやはりもっと時間をかけてするというのが民主主義の鉄則だと思います。私たちは市民が納得できる方針が付帯決議にそって策定されていないと思っておりますので、改めて今日の要望書を強く要望したい。

吉田さん)
言いたいことがあります。
広島市は議会と有識者と利用者市民の声を聞いて理解していただいて進めるということできているんですけど、二つの有識者会議において、委員さんに「移転に関する意見を聞く会ではない」とはっきり言い切っているんですね。これはいったいどのようなことかと、驚いております。どういう会かというとその説明によりますと、広島市が説明したことを理解してもらうだけの会だと。委員一人一人の、移転に賛成か反対かの意見は聞いていない、自分が説明したことを聞く、理解したかどうかだけを聞いていると担当課長がおっしゃいました。

これをどのように広島市は受け止めているのかお聞きしたいと思います。全会一致で議会で可決した付帯決議案というのはこのように軽いものかどうか大変心配しております。これについてお考えをお聞かせいただけたらと思います。お願いします。

末政氏)
まず、色々おっしゃっていたのが、拙速に進めたということでお感じになっているということではございますけども、中央図書館も含めて中央公園の中にある施設をどうするかというのはかなり前からずっと検討してきたのは一応ご存知かと思います。中央図書館がクローズアップされたような形になったのは昨年度ぐらいだとおっしゃったと認識しているんですけど、これまで色々な検討を重ねる中でその中でどのようにしていくか、市全体の公共施設のあり方も含めて考えてきた中で、現在に至っているというのがありますので、そこはもうちょっとご理解といいますかわかっていただきたい部分はございます。

あとは付帯決議の部分でありますけど、今おっしゃった有識者、審議会の方々の意見を聞く会でないというのはちょっとうまくこちらがお伝えできていなかったかどうかは分かりませんけども、専門のそれぞれの視点からの意見は伺ったと思っているんです。ただ、審議会そのもので何かを決定していただくものではないです。そういったことは我々は求めていません。それは審議会の中でも、そういったことで事務局から説明をさせていただいていると思うんですね。それは付帯決議の中でも再整備地のことに関しては説明をさせていただいて、そして十分な説明をさせていただいて、理解をいただくようにして決めるということなので、意見をそこでまとめて、それを持ってということは付帯決議で求められていることはちょっと違うと思います。ですから専門の方々のそれぞれの視点での意見はその場でおっしゃったと思いますし、先ほど土屋さんからもみなさんからもありましたかね、色々なご意見があった、だから確かに賛成というかいいですねとかいうのもあるけど、やはり場所については考えはそれぞれで、反対と言われたのもあったと私どももちゃんと聞いております。その中で色々な意見があったということは受け止めております。そういう状況です。

吉田さん)
理解した、という風には聞いておりません。
私も傍聴しておりましたので、担当課長から丁寧な説明はいただきましたが、疑問に対しては答えてくださっていません。それから、理解していただくというのは、聞こえてきたことを聞こえたというレベルでの理解かと思われます。それの理解したと受け止めるのは一方的すぎる見方だと思います。色々な市民意見募集もありましたが、そこに移転反対と賛成の人数が全然違っていましたが、それも移転反対が圧倒的に多かったにも関わらず、市民意見を聞いたというだけのことにして進めようとするのはおかしいじゃないかと。広島市は平和文化都市を名乗っています。それで、色々な人に平和文化を感じ、平和を実践するようにと求めていますね。ところが足元で相手の意見をきちっと受け止めるということなしに、理解していただいたと発言するのはおかしな見方だと。多くの市民が受け止めています。今一度、きちんとした議論をした上で、みんなが理解できる本当の意味での理解ができるような進め方をしてほしいと思います。市の意見を一方的に説明して聞いてもらっただけで、理解したと受け止めるのは時期尚早だと考えます。

土屋さん)
先ほどかなり色々検討してきたとおっしゃったけど、当初は中央公園での建て替えだったんですね。2020年の時は。それが2021年の9月から、突然南口の株式会社から申し入れがあって、その前か後ろかわかりませんけども、そこから急にもうまっしぐらにA館という方向で進んできて今に至っていると私たちは理解している。

末政氏)
そこはちょっと違うと思うので、お伝えしたいと思いますけど、最初は中央公園のあり方検討ということで、平成23年の旧市民球場跡地の問題から初めて検討しておりまして、最初は中央公園の中で考えようとしていたというのもありますけど、その後令和の・・・

土屋さん)
2021年・・・

末政氏)
9月というよりはもともと広島全体のまちづくりの中で、色々な都心部の開発というか都市再生緊急整備地域というのに指定されたというのがあって、そういったものを活用しながら官民で一緒にまちづくりをしていく中で、中央公園の中だけにとどまらずもうちょっと広い範囲の都心部で考えようとしたというのがまずあります。そういった中で、さっきおっしゃったような9月に移転先どうですかというのはあったけれどもその前からですね、そういったことも含めて公園だけにとどまらずに考えていくというのは検討しておりまして、そういったことも含めて、例えば昨年度の2月ですかね。前回の中央公園等の再整備の基本計画の中にもそういう経緯もあるというのは書いてありますのでですね。そこは急にっていうところが、ちょっとそうでもないということについては知っていただくというかわかっていただければと思います。

色々な声があって反対というか、理解していないとおっしゃる部分はあるんですけれども、ここ1年で、まずは図書館の機能がどうかというのをちゃんと考えなさいという付帯決議がありましたので、そこの部分は議会にも市民意見も審議会の方にもお聞きしてどういった図書館が求められるのかというところをしっかり整理したと思います。再整備方針ですけど、それでっていうことで市が作りましたけどみなさんからの気持ちは入れた上でできたというふうに考えております。なのでそういったものを含めてそれをどこで実現すれば図書館としていいかっていう中で次のステップで、候補地の比較検討をさせていただいております。その時に、お考えとして、この場所が中央公園でないといけないという方もおりましたけど、ここまで色々一生懸命手を尽くして考えてきたということを評価いただいた声も私も直接伺っております。

意見としてはいろんなご意見があるというふうに認識しておりますので、そういった中で質問になかなか答えていないとおっしゃるのであれば、そこはまた丁寧にお受けをして、それぞれについて誠実にちゃんと質問にお答えしていくのはこれからもしていけたらと思います。

土屋さん)
もう結論を出してしまって丁寧に聞くと言われても、それは通常では丁寧に説明しているっていうことにはならないと思うんですけど。案があって、それを決める前に丁寧に説明してそして論議をしてお互いの意見を付き合わせて進めるというのが普通の一般の社会の進め方だと思うんですけど、そこが一番欠けていると思うんですけど、ですからどうしても納得できない。

末政氏)
ですから、場所については中央公園が良いというお話をいただいているのはわかります。でも、まあ、今私どもでお示ししているエールエールA館の方が良いという声も伺っております。


土屋さん)
資料のことで言えば、私たちも文学資料のことが心配ですから、何度もそれを聞いているんですけどね、今までも。その返事が全くありません。そして今出されている最新の報告書ですね、あれを見てもそこらへんが本当に市が言われているように大事に活用していっているっていうことが反映されているとは到底思えない。そこら辺は子ども図書館の方もそうだと思うんですけど、具体的なことにおいては何も示されていないということで納得できていないということをお伝えしたくて。

末政氏)
そういった声はお伺いします。最初に仰った文学資料の関係ですけど、確かに本当に大変長い、ずっと昔から文学館の話をいただいているというのもありますけど、そこが消化不良というんですかね、できていないということだと思っていますけど、今回図書館の再整備方針、それから今回の比較検討の中で我々としてはまずは今回の移転に合わせて文学資料の関係も一緒に持っていかせていただいて、それを展示させていただいたり、資料としてきちっとお見せしたり保管したりしながら、有効活用も含めてさせていただきたいと思っています。そこの部分もどういう風にしていくかというのはご意見をお伺いしながらしたいというのと、ゆくゆくの部分で、そういった施設の建設とかも、考えていくということで以前も申し上げていると思う。先ほどの根本的に信用していないという話もありましたが、長い時間ここまできてしまったというところはあると思いますけど、本当にしっかり考えていくということで、今日はそういったことをご理解いただく。私どももしっかり今後考えていきたいと思いますので、そこは引き続きお話を聞かせていただいたりというのをさせていただけないかと思っております。ここについては本当に誠実に対応してまいりますのでよろしくお願いします。

吉田さん)
もう一つあります。

職員)
もう時間なので。

吉田さん)
3案比較検討のはずが2案だけになっていてその比較の資料もほとんど実際のところは提示されておりません。これをはっきり提示していただいて、それからどこの場所にするかの検討をきちんと議論をして決めていただきたい。市の方で勝手にエールエールの方がいいと結論づけるのは時期尚早です。ここは同じくパブリックコメントをするなり広く意見を募ってください。サッカー場建設に15年をかけております。図書館に関してもこの1年で結論を急ぐのではなくじっくりと市民の意見を聞いて決めていただきたいと願っております。


末政氏)
この部分については、三案比較の分はもう一度資料の方をご覧いただけるとありがたいと思います。現在地というのはありますからできました。ですけれども中央公園等と言いますと、市の方で中央公園はさまざまやるということで議会も含めて長い間検討をしてきていて、予定とかスケジュールを組んでいるものもありますので、他にというのは今でも直ちに活用できそうだという中央公園でさえない中であれば難しいということを書いてございますので、もう一度その辺りお読みいただくとありがたい。

吉田さん)
それが理解できないというのです。

土屋さん)
私たちは理解できないということを今日はお伝えしにまいりました。

末政氏)
私どももそういう声があることはわかりましたので、また引き続きご質問があればお答えしてまいりますし、一方で、いいんじゃないかとかよく検討したという声も聞きますので、そこは知っていただきたい。ありがとうございました。

※この後あった記者会見は後ほどアップ予定。


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