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フランス第二の聖地Lisieux 🇫🇷

行ったとき 2023年4月25日

ノルマンディに住む知人のご家族のところに一晩泊めてもらうことになり、でも夕方以降に来てね、とのことで時間ができたので、そうだ!と思い立って、以前から気になっていたリズィユー(Lisieux…発音難しい)の聖堂へ。

聖テレーズに捧げて作られたというバジリカ大聖堂、1951年に完成したというので、古い教会がひしめくフランスにあって、非常に新しい教会。聖堂、地下聖堂ともにカラフルなモザイクで飾られていて、とても綺麗な印象。聖テレーズは世界中で愛されていて、ここはルルドに次ぐフランス第二の聖地なんだそう。


1897年に24歳で亡くなり、1925年に列聖された聖テレーズ、ジャンヌダルクに並ぶフランスの守護聖人となったそう。聖堂の「新しさ」に少しの違和感を感じる反面、100年ほど前にその後聖人となる女性がこの街で生きていたんだ、ということにも妙な感覚を覚える。

「死後に薔薇の雨を降らせて、地上に善をもたらせましょう」という言葉のとおり、ここを信仰すると多くの奇跡が起こるのだそう。幼少期に目が見えなかったエディット・ピアフもここを参拝したことで目が見えるようになったというエピソードも。本当か?って思ってしまうけど、まずは信じることが大事ですね。

その後にお世話になった知人家族も、熱心な聖テレーズの信者のようで、聖テレーズの何やら行事があるために週末に教会で飾るという紙の薔薇をせっせか製作中。リズィユー訪問で聖テレーズについて知っておいて良かったと思いつつ、造花作りを楽しむ夜になりました。

関係ないけど、聖堂の近くにあった不思議な桜の木。挿木なのか1本の枝だけ八重桜。


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