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いいも悪いも溜めずに伝える【ふたり暮らしと本/31】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

31.いいも悪いも溜めずに伝える

「察してほしい」と念じても、察してもらえることは少ないもの。相手に「察して」と求めるのをやめると、あらゆることが楽になります。察してもらえるはず、と勝手に期待を寄せることも、一方的な願望が叶わなくてイライラすることもなくなるから。代わりに、心の中にあることはしまいっぱなしにせずに、相手に言葉で伝えます。いいことも、悪いことも、溜め込まずに出します。もちろん伝えるシーンや言い方は、怒りを交えずに淡々と、落ち着いて。

学べる一冊

聞かれない限り、自分のどうでもいい話はせず、相手の話を聞くことにしています。そうしていると、結果的に「話せて楽しかった」という感想をもらえるもの。でも、伝えるべきことは伝える必要があります。「自分のことは話すな。ただし、自分の思いは伝えよ」と認識しています。

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