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ツアーがおトク。スリランカ、アーユルヴェーダ旅(5日間)の記録

GW期間を外して、スリランカへ行ってきました。目的は本場でのアーユルヴェーダ体験。

いつぞやの『TRANSIT』を読んで「スリランカ行きたい行きたい」となってましたが、またもや先延ばしにしてました。「片道9時間半はちょっと遠いなー」と思ったりもして。

でも、旅って勢い。久々にスリランカを思い出して、よし行こう、と夜な夜な航空券とホテルを手配しようとすると、あれ、航空券めちゃ高くない!? と気づいたんです。

調べた当時(2月末頃だったか)、GWを外した期間で検索しても、東京—コロンボ国際空港まで、エコノミーで13万円前後。片道でこれかいな。プレミアムエコノミーでもないのにこれかいな。ちと高いでしょうよ? と思い、方針転換。

普段は数時間〜半日くらいのアクティビティでしか利用しないツアーにしてみました。というのも、スリランカでアーユルヴェーダ体験をしようと思ったら、自分で航空券とホテルをとるよりも、ツアーのほうがだいぶおトクだと気づいたから。

使ったのは阪急交通社のこれです。

おひとり様参加・女性限定【1名様から催行】スリランカ伝統医療「アーユルヴェーダ」とパワースポットに癒される旅5日間

4/19出発分では約18万円。この18万円に含まれているのは以下。

・成田—コロンボの往復(スリランカ航空)

・コロンボ国際空港⇔ホテル「アーユルヴェーダパビリオン」の送迎

・アーユルヴェーダパビリオン(3泊、9食付)宿泊費

・同ホテルでのアーユルヴェーダ体験(1日約2時間のマッサージなどの施術)

・同ホテルでの自由参加のヨガレッスン、プール

・最終日、専用車でのコロンボツアー

ね、びっくりするくらいおトクでしょう。

アーユルヴェーダパビリオンは当たりだった

宿泊したホテル、アーユルヴェーダパビリオンはコロンボ国際空港から車で20〜30分と近いです。

敷地内の様子。どことなく、ウブドっぽい感じがあるんです。朝は謎な鳥の鳴き声で目覚めます。というと聞こえはいいけど、実際はめちゃくちゃうるさい笑。ときどき「これは犬がケンカしてんのか?」と思うくらい、すごい鳴き声が聞こえたことも。まぁ、でも早起きできるのは良いことです。

室内の様子。天蓋付きのベッド、ロマンチック〜! と言いたいところですが、ロマンチック目的ではなく、虫を寄せ付けないためだそうで。たしかにときどきですが蚊が乱入してくるので、助かりました。

夜の敷地内。客室に水のボトルは毎日2本いただけるんですが、とにかく水をたくさん飲む私は量が足りなくて、何度もレストランスペースまで、水を汲みに行っていました。客室に700mlくらいのアルミ製の水筒が2本置いてあるので、朝・昼・晩の食事時に加え、寝る前にもレストランに通いました笑。歯磨き時のうがいの水は、水道水を使わないほうがいいので、飲料用途以外にも必要なんですよね。

各タイプに応じた食事が1日3食

1日目はほぼ移動だけで終了し、2日目の朝食を摂った後、医師の診察を受けます。問診とヒヤリングなどでアーユルヴェーダにおけるタイプが診断されます。私は「ピッタカパ」というタイプでした。体格としては、決して細身ではなく太りやすい、といったところでしょうか。合ってますね。

2日目の昼食から各体質に応じた食事が提供されます。全食事を撮影しました。

◯2日目昼食

◯2日目夕食

◯3日目朝食

◯3日目昼食

◯3日目夕食

◯4日目朝食

◯4日目昼食

今こうして見返してみると、やはり全体的に黄色な感じがしますね。カレー味が多いです。野菜と果物も多め。そして、メニュー自体がボリューミーです。食欲旺盛で、胃腸が強い私には大変ありがたい状況でした。

最終日に医師から今後の生活方針に関する説明とともに、ヘルスレポートと呼ばれる、各タイプに応じて積極的に食べるべきもの、あまり食べないほうがいいものなどのリストが書かれた紙が渡されます。そこにもありましたが、ピッタカパ体質の人は野菜と果物を多めに摂りなさい、とのこと。

アーユルヴェーダのトリートメント

毎日、昼食前くらいの時間帯に、アーユルヴェーダのトリートメントを受けました。全身をくまなくマッサージ、足裏の刺激、頭のマッサージ、フェイシャルなど、1日2時間以上、心身を癒やしてくれるひとときがあります。

最初は起きてますが、施術者のおねえさんに起こされるまで、よだれ垂らして寝てます笑。あまりにも気持ちよいので、、

ただ、受けている最中は心地よくても、このトリートメントがけっこう後でずしんとくるというか、疲れるんです。ただ寝てるだけで、ほとんど動いてないにもかかわらず、疲れっぽくなって無意味に昼寝とかしてました。

医師に聞いても、「アーユルヴェーダ体験中はいつもと環境が違うこともあって、疲れっぽくなるのは仕方ない」とも言われました。

頭が痛くなったことについても言及しておきます。確かアーユルヴェーダ体験2日目の終わりくらいから、右の後ろ頭がときどきズキンと痛くなったんです。翌日の問診でそれを医師に伝えると、「そういうこともある」と笑。普段とは違う生活をしているので、そういうものかと片付けました。たしかに、だんだん気にならなくなったんです。

ただ、4日目〜最終日にかけてはこめかみあたりがズキンと痛みました。このツアーには私以外にもうひとり女性が参加していて、彼女も同じようなことを言っていました。医師に聞いても、「そういう反応が起きるのは珍しくない。帰る頃には治っているはず」とのこと。信じるしかないですよね笑。

毎日、朝食後と夕食後に飲んだ薬のほか、トリートメント前に飲んだ薬も。これらの薬も頭痛と関係している!?

しかし実際、5日目、帰国したころには頭すっきりしていました。飛行機のなかでほぼ寝ずに映画ばかり観ていて、寝不足ながらもなんか気持ちいい。不思議な爽快感と共に帰ってきたのでした。

行って良かった

スリランカ旅、総括すると、行って大正解でした。アーユルヴェーダという伝統医学への興味関心が高まったこと、食事を見直す意識が生まれたこと、スリランカという長年行きたかった国にふれられたことetc.。

旅先で思わぬ出会いもありました。今回の旅は行きから面白くて、行きの飛行機が2時間遅延したんです。成田から機材の交換だとかなんとかで、2時間飛行機の中で待たされて。そんななか、自然と隣り合った人々と会話が生まれ、ひとりは日本人医師、ひとりは日本で10年以上働いて会社を興したスリランカ出身者、という知り合いができました。

ツアーで一緒になった女性とも、いろいろな話をしました。同じホテルで部屋が隣で、毎日同じレストランで3食食べるわけなので、普通に度々会うわけです。サバサバしていて面白いおねえさんで、どことなく私の幼馴染に似ていて、話しやすい。そんな人でした。日本での居住地もけっこう近くて、連絡先の交換もしました。ねえさんとは3カ月後くらいにスリムになった姿で、都内のスリランカ料理店でごはんする予定です笑。

スリランカ、楽しかった。スリランカ、ありがとう。

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