見出し画像

大人の遠足へ。

先日、富士山の近くに行っていました。富士山、会社員時代に登れる機会があったのに、アウトドア嗜好がない私は「行かない」を選択しました。高所が得意じゃないので、想像しただけで怖く感じてしまって。

画像1

ただ、下から眺める富士山は本当に綺麗でした。今回、富士山付近を散策するにあたり、いくらか予習をしていて。富士山は変化し続ける山だというのは頭に入れていましたが、1日目と2日目、それぞれのタイミングで、またいろいろな顔を見せてくれました。

画像2

ヒコーキ雲がいいアクセントに。双眼鏡で見ると、富士山の表面はツルツルしていました。

画像3

忍野八海にも行くことができました。透き通った美しい池たちを8箇所巡りました。

画像12

コロナの影響で、外国人観光客だけでなく、全体的に人が少なめ。

画像4

お昼ご飯は近くの「丸天」で。鯉のあらいはコリコリ感ともっちり感があります。後で調べると、鯉のあらいは活きた鯉をすぐ捌いて、素早く氷水に漬けないといけないみたい。それにより独特の臭みが抜けるそうです。

画像5

ほうとう。やっぱり山梨に来たらこれを食べたい……。

画像6

こちらは御師旧外川家住宅。御師(おし)というのも、最近知った言葉です。御師は富士山に登拝する人たちに、家を宿坊として提供し、登拝前の祈祷や富士山へ荷物を持って案内する強力(ごうりき)の手配などをする、神職でありながら、何でも屋さんでもありました。大相撲でいうと、お茶屋さんに近いと思います。

ここで40分くらい、御師やそれに関連する富士講(富士山を信仰する人たちで、お金を集めて登拝する代表を選んで、祈願を託す「講」の仕組みを取り入れたもの)の話を解説していただきました。贅沢な時間。

画像11

2日目の朝。日の出と同じくらいに起床。寝不足だけど富士山と日の出を見たかったんです。朝の温泉は富士山とお日さまを眺めながら。なんて優雅な時間なんだろう、と。

画像7

富士山に関連する神社も参拝しました。ここは人穴浅間神社。駐車場近くの鳥居後ろに富士山が。

画像8

道中で立ち寄ってもらいました。こういうところのソフトクリームは美味しい。

画像10

たっぷり。甘すぎなかったです。牛乳感を存分に感じられました。

画像9

外観が逆さ富士の形をした、静岡県富士山世界遺産センター。面白い造りですよね。

この後、他にもいろいろ回って、帰路につきました。この「大人の遠足」、かなり楽しみだったけれど、この遠足に関する嫌な予想や悪夢も見て、出発前夜は2〜3時間しか寝られなかった、という裏話があります。

誰かと遠足するのって、ひとり遠足に慣れすぎた身としては、ちょっと難易度が高いのかもしれません。秋、大人ふたりで草津温泉に行ったときも、同じようなことを思いました。

画像13

私がひとりでいる人生、ひとりで自由気ままに過ごせる生活に慣れすぎたのだと思います。それは悪いことではないけど、誰かと長時間いることに、不自由さを感じてしまうのは正直なところ。

悲しいことに、相性が悪いわけではないし、ひとりの人間として好きで、すごいなと思っている相手であってもそう。私にいろいろな原因がある。だから、あれなんだ。。そんな風に自責的に感じてなりません。他責的になるよりはマシだけど。

でも、本当はもっと器用にやりたい。勝手に疲弊するような状況に持ち込みたくない。これからはもっとスマートにやりたい。そう思っています。

--2020/3/1の日記--

昨日会った友人から、「そのちゃん、日記みたいなブログ書いてよ。同世代女性の仕事と恋愛、趣味、美容なんかの話、気になるんだよね」と言われました。私の日常に興味ある人なんて、---さん(その友人)と、あとひとりくらいしかいないと思いますが、そのふたりのために、ネタがあるときは書くことにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?