流山machimin訪問と12月の子ども食堂開催の話。
12月20日(月)
昼前、キックボクシング。時間があれば対面の練習もしておきたかった。トレーナーからもそんな提案があったし。
ただ、午後から予定が詰まっているため、いつものメニューを終えてサッと帰宅。
昼下がり、西日暮里から千代田線に乗り換えて、取手方面へ。目的地は流山。
予定よりも1本早い電車に乗り、それが北綾瀬行だったのに気づかず、終点である北綾瀬に到着してポカン。北綾瀬は常磐線直通の千代田線ではなく、支線だったのねと勉強。
流山に行ったのは、machiminを主宰する手塚純子さんとお会いするため。
流鉄流山駅前にmachiminの拠点がある。
軒先や店内には雑貨やファッションアイテム、お菓子などが並んでいて、こまごまとしたモノの買い物が楽しめる。この小さな商いの売上で、拠点の家賃が賄われる。
machiminの活動は(手塚さんから話を聞き、私なりに咀嚼して表現するならば)、今あるもの(ヒト、モノ、コトすべて)を活かして、皆が自分でできること・やりたいことをベースに、まちづくりに携わる試み。
手塚さんという「“株式会社流山市”の人事部長」の周りには、約60人のボランティアがいて、皆がそれぞれ得意なことや好きなことを通じて、machiminの活動に当事者意識を持って関わっているというから驚く。
ボランティアだから、そこに雇用関係もなければ、金銭の授受もない。それぞれの人生があるから、仕事じゃない活動は優先順位が低くなり、続きにくくなる傾向があるけれど、machiminは違う。
研修を受けた後も、machiminに残りたいと意思表示する人もいるみたい。そこで得られること(経験や知識、人との出会い、つながりなどの価値)が大きいからに他ならない。
営利目的の会社運営とは種類が違うけれど、生かせる考え方もあるのではと思う。子ども食堂などのボランティア活動にはもちろん、エッセンスを取り入れられるだろう。
この日、予約していたこちらを購入。流山は白みりん発祥の地として知られている。
手塚さんは大阪生まれのシャキシャキした、エネルギーに満ち溢れた、かっこいい人だった。私の高校時代の友人Sに似ていてびっくりした。
またお会いしたいから、流山にまた遊びに(今回は完全に「この人に会いたい!」という個人的興味で伺った。遊び以上仕事未満の感覚である)行ったり、興味を持ってくださっている、おすそ分け食堂や間借りベジスパイスカレー店の最新情報を今後送ろうと思う。
今日、私が直接訪問したことを「オンラインとかいろいろな会い方があるのに、わざわざ来てくださった」と喜んでくれていた。確かにオンラインだと移動時間もかからないし、手軽。
でも、私はその場を自分の目で見て、空間の雰囲気を感覚で味わいたかったし、手塚さんという人にも会って話したくて。だから「12月20〜22日でどこか1時間ほど伺ってもいいお日にちありますか?」とナチュラルに聞いた。
そもそも、オンラインで人と交流するのが好きではない、というのもある。会いたい人には対面で会いたい(「コロナが落ち着いてから」「コロナ怖い」的思想の方のもとへ無理に伺うことはしないけど)。
もちろん、オンラインの方がいい! というケースもある。新規案件問い合わせへの対応、資料をベースにした、現地に行かなくても成立するような取材などであれば、オンラインが楽でいい。
ただ、関係性が深まり、取引関係が成立し、対面で話したい・打ち合わせしたいと言われたら、喜んで出向く。基本は対面が好きなの。生身の相手を感じながらコミュニケーションする方が、画面越しの数百倍楽しい。
手塚さんとは1時間ほどでお別れ。急いで帰宅し、12月のおすそ分け食堂「おまめ食堂」(子ども食堂)の準備。
午後、作り置いていたから詰めるだけ。今回は2世帯、計4名分のおすそ分け。
1世帯は保護者さんが身体の不調で、我が家まで来られなかったので、7〜8分ほど歩いた場所へお渡しに。
それくらいの距離感なら、全然気にしないでほしいなと思う。私にとっても適度な運動になるし。
いつも来てくれる女の子が手紙を書いてきてくれたのは、今日一でうれしかったことかも。
人に喜んでもらえるのって、幸せ。毎回楽しみにしてくれて、ありがとう、って思う。
毎月1回会って、軽くおしゃべりする天使ちゃんに、来月は手紙の返事を書いて、お弁当と一緒に渡す予定。
今日の菜食
昼
夜
一部はおまめ食堂で出したメニュー。自分のために作っている食事でもあるから、「ひとりで子ども食堂するなんてすごい」「大変じゃない?」とか言われるけど、まったくもって「大変ではない」というのが本音。
大変なことは続かない(もちろん仕事で大変さを感じることはあるけど、それはある程度仕方ない。大勢の多様な人が関わることだから)。でも、遊び以上仕事未満の活動で、大変なことはしないと決めている。
無理しても意味ないし、身の丈に合うこじんまりした活動の方が、持続可能だから。
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