言葉を尽くした告白はうれしい——付き合う前にテンションが上がるのって、こんなとき。

少し離れたところに住んでいて、なかなか気軽には会えない友人と、メッセージでなんてことないやりとりをしています。この「なんてことない」のが案外良くて、とりとめのないおしゃべりをしている感覚が、気分転換になるんですよね。

友人から「同じお題でnoteを書いてみない?」と提案をもらい、乗ったところ「(恋愛シーンで)付き合う前にテンションが上がるのって、どんなとき?」とのお題を受け取りました。友人とはパートナーシップの話をよくすることも関係しています。

さらに、ネガティブなネタならいくらでも書けるし(笑)、せっかくだからポジティブなネタの方がいいよね、という展開になりました。

というわけで、私が高揚する瞬間の話なんて、毒にも薬にもなりませんが、友人との約束を果たし、書いてみることにします。

1.適切な距離感で関わってくれるとき

こちらが相手に好印象を抱いていて、相手もこちらに好印象を抱いてくれている。一言でいうと、両想いに近いのでは? と思える状態。

そんな理想的なケースで、「次も会いたいな」と思っていたら、相手から誘ってくれる。続いて自分も「今度は◯◯行きません?」と提案すると、相手も喜んで受けてくれる。

そんなふうに、互いが適度に積極性を持って、関係を進めていこうとするとき、どちらも距離感を見誤ってないなと気づいてうれしくなります。

2.会話中、名前を呼ばれるとき

目の前の相手に対し、名前を呼ばなくても、日本語は通じます。特にふたりでいるときは、不都合なんてないのかもしれません。

しかし、主語なしの会話の中で、自分への振りだと気づかずボーッとしていたら、「で、そっちは?」とか言われて、「そっち、って、私は“方向”じゃねえし」という言葉を飲み込みつつ、「あー、名前呼ばない(呼べない)タイプね」と察して、会話を進めることもありました。過去に。

こちらは相手の名前を読んでいるけれど、相手は一度たりともこちらの名前を呼ばず、「そっち」という呼び名を好む、という事例はいくつか持っています。

こちらの名前を口にしない理由を聞くと、「恥ずかしいから」と返ってくることが多く、「ふーん、そういう感覚もあるのねえ」と勉強になったのを覚えています。

対して、最初から名前を呼んでくれるとうれしいです。温かみを感じるというかね。その人の中に、私という人間がちゃんと存在していると感じられるんです。

3.オリジナルの言葉で好きな・付き合いたい理由を伝えてくれるとき

告白なしで付き合いが始まるケースは珍しくない。それでも、告白というプロセスが挟まっていると誠実さを感じるし、勝負の日に至るまで私のことを真剣に考えてくれたのね、とありがたくも思うのです。だから、告白を経るパターンの方が好きです。

いつ、どこで、どんな言葉を選ぶか——告白にはその人らしさが出ます。特に私は言葉に注目します(編集という仕事も関係していると思います)。

あなたのこんなところが好きです、付き合ってほしいと思った理由は〜〜です、と自分独自の言葉で伝えてくれるとき、ふたりで積み重ねてきた短い思い出を振り返りながら、うれしい気持ちになります。

あのとき話したことを覚えてくれているのか、あの言葉が彼に刺さっていたとは、あのとき、お腹が痛くなるくらい爆笑したよなあとか、いくつものシーンを思い出すのです。

次のお題は私から

大きくはこんなところでしょうか。なんか温かみのある話題なので、書いていて心がほんわりしてきました(笑)。特に役立つわけでもない文章ですが、自分と友人のために今後も書きます。

今回は友人からお題をいただいたので、次は私がお題を出すことにします。「お出かけ中にする、相手との(ライトな)スキンシップで好きなこと」でいきましょう。

例えば私だと、こんな感じ。

・手をつなぐ。片方の手が冷えてきたら、双方の立ち位置を入れ替えて、別の手をつなぎ直す。相手は自分の手がカイロとして代用されているとわかっている

・ふたり並んで歩きながら、相手の脇の下に手のひらを差し入れる。実質、手のひらがプレスされている形だが、冷たい手が暖かくなる

・二の腕を掴んで持ち上げて、連行するような持ち方にしてふざける

・二の腕をむんっと掴むだけで満足する。←ただの二の腕好き

友人のnote(@puyodr)、最近更新頻度が高め。私は大体の記事を読んでいて、特にこちらが印象的でした。読んでみてほしいです。


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