Google ドキュメントの音声入力で文字起こしを試してみたら、一石三鳥かもしれんと思いました(感想)

文字起こしが嫌いです。正直に言うと、苦手です。音声を聞きながら正確にスピーディーに打ち込んでいくのが不得意なんです。

取材は楽しくて好きな時間だけど、そのときにとった素材(声)を起こす時間が苦痛。重い腰を上げなければ着手できない、と言ってもいいくらいかもです(情けない人間です)。

1時間以内の音声ならまだ耐えられても、それ以上になるとぐったりします。すごく集中するため、一の腕と肩、目が固まって疲れるので、20〜30分やって休憩を挟む、みたいな感じです。

バイト代払うから誰か取材中、文字起こししてください、、、と思うことも数知れず、というかすべての取材においてそう思います。そうすればすぐさま執筆に取りかかれますからね。

内容的にも時間的にもハードだな、終わった後エネルギーがなくなりそうだな、と感じるものは知り合いに外注(1時間分の音声で5000〜6000円)しちゃいますが、自分でサクッとできるものは、音声聞きながら誤字脱字混じりの書き起こしをします。

書く仕事を始めてから、そういう何の工夫もない方法でやってきました。いつか音声データから直接文字起こししてくれるツールができないかな、と祈りながら(完全に他人任せ)。

でも、先日方法を変えてみました。以下の記事に出ていた、Google ドキュメントの音声入力を試してみたんです。

音声データを自動でテキスト化!業務効率を大幅カットが見込める音声データ自動テキスト変換ツール10選+補助ツール5選

やり方は簡単で、ドキュメントを開いて、「ツール」→「音声入力」をタップし、マイクの部分をタップして話し始めるだけ。

イヤホンでスマホの録音アプリに入った音声を聞きながら、パソコンに向かって音声の必要なところを読み上げていきます。場合によっては、意訳的なこともします。話し言葉は普通に書くとなんのこっちゃ的なものもあるので、そういう言葉は“形”を微調整して読み上げます。

聞きながら頭の中で整理して喋る。記事とは確実に関係しない部分は聞き流してカット。正確にスピーディーに打つのが苦手な自分でも、この方法だとストレスがたまらないなとわかりました。

もうひとつ発見も。きちんと話さないと、音声入力が正確にならないので、なるべく滑舌良く、口を大きく開いて話そうとします。それもあって、口周りの筋肉を普通に喋るとき以上に使っている感覚があります。顔の筋トレにもなる気がします。

もう長いことGoogle ドキュメントユーザーでしたが、音声入力を活用した文字起こし、一石二鳥も三鳥にもなる気がします。今さら的な感じもあるかと思いますが、文字起こしツール難民と化している方がいらしたら、一度試してみると良いかと思います。

最後に。

取材中、音声入力をオンにした状態でパソコンを開いておき、相手に話してもらうとどれくらい正確に入力されるんだろう。気になります。今度どこかでテストをしてみたい。

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