大事な人の幸せを願って「終わり」を選ぶ。
大事な人の幸せを願う。その人の幸せが、私と一緒にいても叶わないなら、潔く身を引きたい。むしろ、そこにとどまり続けることで、大事な人の人生を損ねるのは、私にとって不幸せなことでもある。
違う人間同士、価値観や考え方の違いはあって当たり前。無理に寄せる必要はなく、違いを認めて生きていく方法もある。ただ、相手に対し「いつかは変わるはず」と、根拠もないのに期待する「待つ側」は、しんどさを抱えることになる。
一方、「この人は変わるだろう」と望まれる側も、しんどくないことはない。「人