ライフスタイルに仕える奴隷
映画好きなら知っているであろう、ファイト・クラブの名セリフ。ブラピが演じるダーデンが主人公に対して言うのだけど、このメッセージは強烈だった。
わたしは映画をほとんど観ないので、25年ほど前のこの有名作すら今回初見だった。
殴り合うだけの映画だと思い込んでたけど、かなり違うもので途中から腹を据えて鑑賞した。
その映画の中で、物質主義に囚われている主人公をブラピが言う。
「我々は消費者だ。ライフスタイルに仕える奴隷。」
この言葉に痛いところを突かれたような、どしんと重く殴られたような感覚があった。
自分もライフスタイルに仕える奴隷だ。
SNSの時代、今やこんな人ばかりばかりじゃないか。
必要なのか見栄を張って買ったブランド品、本当に食べたかったのかそのかき氷。
モノから自由になれよ、そんなメッセージがある。
虚栄心なんて不要なんだよ。
わたしは3000円の財布から買い替えようと思っていたところだったので思い留まった。
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