生きる力を取り戻すには布ナプなのかも

今日は「エコナプキン」と称して布ナプキンの講座に参加しました。
実は布ナプキン、興味はあったけれど、まだ挑戦できずで。。。
でも話を聞いていて、やっぱりこれは知っておきたいし、できるならマスターしたい!
いや、ほんとはマスターとかするものじゃなくて、もう暮らしの一部なんだけれど、そうやって自分をちゃんといとおしむ時間を取りたいなと思い、宣言を込めて、今日教わったことを書いておこうと思います。

布ナプキンって?

ナプキンって聞くと、食事中に配られるあのナプキンを思い浮かべる人もいるかもしれないけれど、生理やオリモノ、尿漏れなどで使用する「紙ナプキン」と同じ役目を持った、布でできているナプキン。

はて?布で大丈夫?

これね、布おむつでも同じことを思う人が多いと思う。
実際に紙おむつと布おむつなら、断然「紙おむつ派」が多いと思う。

でもこれは、赤ちゃんの話じゃなくて、私たち女性の体のはなし。

おむつだって、紙おむつができる前までは布おむつだったわけだし、そもそも布おむつがなかった時代はおむつなんてつけてなかったわけだし。

同じように、紙ナプキンが誕生してから私たちは当たり前のように紙ナプキンを使っているけれど、私たちのご先祖様は紙ナプキンがなかったころは、布ナプキンのような、当て布をしていたわけですよ。

そして、その当て布は、今みたいに、私たちの体の中から出たものをすべて吸収するために存在していたわけではなく、たまたま出てしまったものをキャッチするための保険みたいな存在だった。

昔の女性は子宮がきれいだったから子だくさんだった、という話も聞いたけれど、つまり昔の女性は自分の体の力をちゃんと認識してちゃんとつかえていた。

・・・昔の、ご先祖様ができていたことが子孫である私たちにできないことがあるだろうか?

普段使っている生理用ナプキンの与える影響

生理用紙ナプキンが当たり前に育った私たちの時代。

紙ナプキンがこの世に普及したのは昭和30年代後半からだってことなので、私の母の時代にはすでに紙ナプキンが当たり前だったことになる。

そうすると、すでに私の母だって、女性の体の機能を最大限に使う方法を知らなかったんじゃないかな。

だから私も知らない。

でもしょうがないよね、こういうことって、ちゃんと受け継がないと、伝えていかないと伏せられてしまうことだってある。

紙ナプキンは何からできている?

これは、「紙おむつは紙からできているわけじゃない」ということと一緒で、「生理用紙ナプキンだって紙からできているわけじゃない」。

そう、石油系の化学物質で多くが作られる。

血液をゼリー状に固める高分子ポリマー、塩素漂白された不織布など、発がん性を疑われている物質を私たちは月に1度は必ず股にあてている。

これは生きるちからを自らの手で塞いでしまっているのではないか?

布ナプキンを使うことで得られるメリット

何がうれしいって、生理が変化する。らしい。

・生理痛が軽くなる
・ムレ、かぶれが緩和される
・PMSが改善
・量が減る
・周期が安定する
・自分の体調が血液で分かるようになる
・ごみが減り、環境にやさしい

布ナプキンの洗濯方法

1、簡単に汚れを流す
2、つけ置きする(3時間~半日くらい。汚れによって調整する)
3、洗濯機で選択する。ほかの洗濯ものがあるときは一緒に入れてもOK。
4、干す

こうやってみると、別に難しいことをするわけではない。

子供が服を汚した時だって、同じようにするじゃない?

なのにどうして、自分のことになると同じようにできない気がするんだろう?

私たちはもっと自分の体を愛おしんでもいいと思う。

外出時はどうする?

外出時は、密封できるビニール袋(ジップロックのようなもの)などに入れて持ち帰り、帰ってから上の方法でつけ置きバケツに入れる。

このとき、血液は時間がたつと落ちにくくなるため、袋に入れる前に小さいスプレーボトルに入れて、直接スプレーしておくのがポイント。

スプレーには、500mlの水に対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1でOK。

まとめ

女性の体に蓄積されてきた紙ナプキンの化学物質は、子宮がんや子宮内膜症といった病気やつらい生理痛、PMS、生理不順過多などにとどまらず、子供たちにも少なからず影響を与えることになる。

人は自然に沿って生きていかなくては、体も不自然になるのは当たり前。

「みらいをつくる。おかあさん塾。」

未来を生きるこどもたちのために、命をつなぐために、そのつなぎ方も大事にしたいと思った。

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