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2021/9/24〜26 ごはんを食べるようになって11〜13日目のでかちゃん

「食べる」ということが復活したにも関わらず、相変わらず無表情が定着していたでかちゃん。食べるようになったとは言え、この表情の無さが気にかかっていたわたし。

でかちゃんの反応のにぶさになんとなくモヤモヤしつつも、でかちゃんが「猫白血病ウィルス感染症」を発症して持ち堪え生き延びたんだ!という実感がじわじわとわたしの中に拡がりつつあった。

ごはんを出しても顔を背けない。
ゲーゲー吐かない。
脱水状態ではない。
熱が下がる。
歩くとふらついていた足取りもしっかりしてきた。
おしっことうんちを毎日出す。
耳や歯茎が真っ白だったのがほんのりピンクになっている。
自分から水を飲む。
鼻や肉球に湿り気が復活。

この時点ででかちゃんは、様々な「不都合な症状」をこんなにも「よき状態」に転換できていたのであった。

最後に残ったのが、表情。
感情の表現。


具合が悪いさなかと元気いっぱいのときの、目の表情の違いがわかる写真。
上の写真、視線がこちらを向いているはずなのに何も見ていないようにみえる。発症がわかり具合が悪くなって以来、ずっとずっとこの表情だった。明らかに、耐えている目。食欲が復活してからも、それはあまり変わらなかった。
対して下の写真。好奇心とか興味とかが溢れまくってる、目。笑

同じねこなのにこんなにも違うのだな、と再確認できる。

<9/24>
朝も夕も、ごはん完食。
体重、3.8kg。めちゃ増えた。
エキナケア投与、12ml。

<9/25>
朝も夕も、ごはん完食。プラスおかわり。
体重、3.85kg。
エキナケア投与、9ml。

<9/26>
朝も夕も、ごはん完食。
体重、3.9kg。
エキナケア投与、12ml。

そして、とうとうこの日。

でかちゃんが、わたしの呼びかけにお返事した!!!!!

そもそもよくおしゃべりするし、呼べば寝てても返事をするし、いろいろな感情を現してくれる子だった。発症後、それを見ることがずっとできなかった。

とうとう、いよいよ、でかちゃんが帰ってきたよ!!!!!

この日のメモ。
「新しいフェーズへ!!!」
これを書いたとき、こころが踊りまくっていたことを鮮明に覚えている。

でかちゃん、本当によく乗り切った。あなたって子は、ほんとに…もう…。



Nさん、本質ズバリの助言、こころから感謝します。Nさんの数々の言葉があったからこそ、わたしはわたしの軸を作ることができました。

Jさん、ご自身もワンちゃんが大変なときに、でかちゃんにいつもこころを寄せてくださって本当に心強かった。ありがとうございました。

落ち込み暗い面持ちのわたしを、慰め励まし支えてくれた仲間のみんな。でかちゃんの回復をみんながそれぞれに喜んでくれたことは、わたしの今生の大切な宝物。ありがとう。

「新しいフェーズへ!!!」
ここに至るこのでかちゃんのものがたりは、実はこの↓記事の中で記した『99-99』で、既に方向が指し示されていたのだなと思うと、とても感慨深いし腑に落ちる。

ここにきていよいよ伏線回収。

『9』という数字が示すこと。次の次元への変化。新しい世界への一歩手前。
わたしはあのとき咄嗟に「次に行くんだ」と感じ、運転しながら号泣した。あまりにもうれしくて。まさかこんな形でこんな体験として『9』を生きるとは思いもしなかったが。

でかちゃんが身をもって命をはって、わたしに見せてくれた事実と奇跡。

どうもありがとう。
それ以外の言葉がみつからない。
だから何度でも言いたい。
でかちゃん、どうもありがとう。

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