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【解説】CDをコピーしてもいいの?:レンタルCDの著作権について

レンタルでCDを借りるサービスを利用して、音楽を聴くだけじゃなく、借りたCDをコピーしちゃってもいいの?という疑問や不安があります。
本当に問題ないんでしょうか。

○レンタルCDのコピーは著作権上の問題なし
著作権に詳しい弁護士さんに確認したところ、レンタルのサービスを利用して借りたCDには、既にレンタル料金の中に「著作権利用料金」が上乗せされた料金になっているため、借りた人がコピーやパソコンへの取り込み、ウォークマンなど携帯音楽プレーヤーに入れても問題ないとのことです。

よかった。法律上、レンタルCDのコピーは認められています!

もちろんレンタルじゃなくて、自分で買ったCDのコピーなども同様に著作権上の問題はありません。
※ただし、コピーガードされているCDをコピーするのは違法なので注意
加えて、こうして自分でコピーしたCDや取り込んだ曲を、家族で共有して聴いたり、親しい友人に貸すことも可能とのことです。

○著作権上の問題がある行為
一方で買ったCD、レンタルしたCDに関わらず、著作権上やっていけないことは、ネット上での配布はもちろん友人といっても大勢にコピーして配ってしまうことはだめです。

音楽は自分や家族で楽しみましょう!

それから、意外と気づかなくてやってしまいそうなのが、お客さんなど商売上で他の人がいる場所にBGMとして流すのは著作権上の問題ありです。

つまり、いくら自分が気に入って買ったCDだからといって、ヘアサロンなどの店舗でかけてたり、フリーマーケットなどで流したりするのはだめなんです。

また、ダビングサービスなどメディア複製のサービスを行う業者にCDを渡してコピーしてもらうことも違法となります。

パソコンを使って簡単にコピーが可能なので、ぜひ自分でできるようになりましょう。

○うまくレンタルCDを利用しよう
というわけで、うまくレンタルCDを利用することは法律上の問題もなく、お金も節約できる賢い方法ということです。

この前に、街にある店舗型のレンタルCD屋さんだけじゃなく、インターネットで入会して郵送のレンタルでCDを借りるサービスを利用して比較してみた記事も書いているので、参考にしてみてください。

CDの高音質で取り込んで、NASによる家庭向け音楽サーバーを作るのもお勧めです。

うまくレンタルのサービスを利用することで、もっと豊かな音楽ライフを!

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