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心の病に苦しむ人のために私たちができること

先月と今月の2回に分けて、教会で「心の病プチセミナー」と題して、メンタル疾患についてお話する機会をいただきました。統合失調症、うつ病、パーソナリティ症、依存症、強迫性障害などを紹介しました。

私は数年前、ケアストレスカウンセラーという資格を勉強して取得し、メンタル疾患について、ストレスのケアについて知識を身につけました。

その後、夫が結婚する以前に精神疾患で入院していたこともあったり、友人がうつ病であったりと、私の身近にはメンタル疾患に悩み苦労している人との関わりが増えていきました。知識を事前に知っておくと、どう対応したら良いのかがわかるので、学んできたことが活かされていると実感しました。

これまでも教会の中で様々な人たちと関わる中で、「この人、統合失調症かも?」「パーソナリティ障害かな」と思う人がいたり、大学生の時に伝道して知り合った人の中に、自傷行為をしている人やうつ病で休学したことのある人など、心の病や生きづらさを抱える人との出会いが度々ありました。

社会的には発達障害の認知や支援が進んでいますが、教会の中でも、新しくきた人の中に、発達障害の人たちが繋がって、教会の集まりに参加することがこれからも増えてくると想像します。

メンタル疾患や発達障害も含めて、社会の中で生きづらさを抱える人にとって、教会の集まりは安心できる、居場所になる可能性を秘めていると私は思います。

ですが、受け入れる側の教会、クリスチャンは、その人たちのことをどれほど理解しているでしょうか?
私もまだまだ、自分の主人も含めて、完全には理解できていないし、もっと学び、お互いに対話の中で理解を深めていく必要があると感じています。

私自身も子どもの頃に場面緘黙で、大人になってもこの不安症の症状と付き合う中で、社会の中で生きづらさを抱えてきました。

教会の中か外部か、オンラインかはまだわかりませんが、心の病や生きづらさを抱える人が安心して自分のことを話せるような場を作って、自助グループのような活動もできたらいいなと考えています。

クリスチャンメンターとして、心の病を抱える人に寄り添い、その方たちが神様に目を向けて、自立して成長していけるようになれたらと願って、これからの活動を計画し、実行していこうと決意を新たにしました。

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