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子供の習い事

皆さんは子供の頃、

習い事

ってどのくらいやってたでしょうか?

私は割と多い方かな?と思うのですが、
体操、バレエ、水泳、エレクトーン、
くもん、進研ゼミ(これは習い事じゃない??)、
ピアノ、新体操、テニス
をやっていました。

もちろん、これら全部をずっと
続けていた訳ではなくて、中には
小学生になって切り替えたものとかもあります。
1番長く続けていたものはピアノで、
小1から中2までやっていました。

我が家には子供が2人いますが、
上の子が4歳くらいになると
保育園でもそろそろ…といった感じで
何かしらの習い事を始めるお友達が出てきました。

そうすると、習い事を始めたお友達から
その話を聞いた上の子が
「やりたい」
と言い始めるんですよね。

私自身も習い事をやっていたし、
また子供には色々な経験をしてほしい
と思っていたこともあって、
それなら何か始めてみようか、ということで
我が家も習い事を始めることにしました。

今日はそんな子供の習い事について、
我が家での経験談をお話ししようと思います。

習い事を始めるにあたって、まず最初に
立ちはだかった「壁」が、

週末以外はできない

ということでした。

というのも、我が家は共働きで
夫婦共に月〜金が仕事のため、
平日は習い事の送り迎えができないのです。

我が家の近所では、習い事によっては
平日しかクラスがないものも結構あって、
子供自身が「やりたい」と言ったものの
土日にクラスがなく受講できない、
というものもいくつかありました。

少し遠出をすれば見つかるのですが、
それが毎週の事となると
親子共に負担になると感じたため、
習い事は

近場で週末に通えるものだけ

にすることにしました。

次にどの習い事をやるか、というところですが
これに関しては

子供の希望を最優先

で考え、そこに親として
習っておくと良いと考えたもの
を加えて、その中から選ぶことにしました。

上の子は、良く言えば

好奇心が旺盛

なので、「やりたい!」と言ったものだけでも
5つくらいはあったでしょうか。

もちろんその全てを習うことは、
時間的にも(金銭的にも!)難しいので、

習い事は2つ

に絞ることにしました。
そして候補に残ったものが、

ピアノ、くもん、書道

の3つでした。

ピアノとくもんに関しては、
同じ保育園のお友達が始めていて
自分もやりたい!という子供発信のものでした。

書道は、私が習わせたいと考えていたものです。

というのも、私自身が字がきれいな人に対する
憧れもあったのですが、
経験上、やはり字がきれいな人は
それだけで良い印象を持たれる
(場合によっては賢いと思われる)、
ということがあったので、
字がきれいな事にマイナスはないだろう
と思っていたからです。

ただ、書道に関しては子供が「やりたい」と
言ったものではないため、
ひとまず体験だけしてみて
嫌がるようならもちろん無理強いまでは
しないつもりでした。

(でも実は、私は上の子に書道は
ハマるんじゃないかなぁと思っていました。
というのも上の子は、文字とか絵とか
「書く(描く)」ということが
すごく好きな子なんです。)

候補に残った3つを2つに絞るため、
3つ全てで1度体験(見学)に行くことにしました。

その結果、

3つとも楽しかった!!(書道も!)

ということで、体験の結果からは
絞り込みができませんでした…笑

とはいえ、クラスの時間が
被っているものもあったので、
やはり3つはできないとなり
最終的に、

ピアノとくもん

を始めることにしたのですが、
その決断には親である私が仕入れた
「とある情報」がきっかけとなりました。


我が家が習い事を始めようか、と考え出した時
上の子はちょうど5歳になる直前くらいでした。

候補の中からどの習い事が良いのか
色々調べているうちに、

子供の聴覚

に関する記事を目にしました。
そこには、

子供の聴覚は4〜5歳で臨界期を迎える

とあり、子供の音感を養うなら
4〜5歳頃が最も適切、と書かれていたのです。

正直なところ、「絶対音感」に関しては
私は子供にどうしても身につけさせたい、
ということは考えていませんでした。

けれど、聴覚を伸ばすのに今がちょうど良い
(大きくなってからでは遅い)
ということであるなら、
年齢的にはギリギリだけど、
始める年齢が多少遅くなっても
問題なさそうな後の2つよりは
ピアノを優先的に習わせよう
と考えました。

そうして最終的には本人が希望していた
ピアノとくもんに決定したのですが、
初めは希望していなかった書道も
余程楽しかったようで、
決めた後もしばらく
書道もやりたい…と言われました。


いざ習い事を始めると、出てくるのが
「宿題」です。

くもんはもちろんのこと、
通い始めたピアノ教室(某大手)も初回の教室で、
「ちょっとでも良いから毎日練習してね」
と言われました。

初めのうちは宿題も毎日
楽しくやっていた上の子ですが、
次第にやらない日が出始めて、
ピアノに関しては最終的に
全くやらなくなってしまいました…。

実はここには、
ピアノ教室の決まりごと
が関係していました。

上の子は幼児クラスに入会となったのですが、
始めた時期が遅く、教室側が想定している
年齢(年中の歳)よりも1つ上の年次だったのです。

ところが、幼児クラスがグループレッスンであり、
基礎から順番にステップアップしていく
カリキュラムが組まれているため、

個人のレベルに合わせて進む

ということができず、
上の子は1つ下の子たちに混ざって
レッスンを受けることになるのですが、
幼児期の「1年」って
出来ることにかなり差があるんですよね。

つまり、上の子にとってレッスン内容が

簡単でつまらなかった

ことが原因で、
モチベーションが下がってしまったのでした。

初めのうちは練習するように声掛け
(時には怒って…)
していたのですが、
このままやる気がないのに続けていても 、
全く無駄とは言わないけれど
本人のためにならないのでは…?と思い、
どうしたいのか本人に聞いてみました。

するとやはり、
ピアノやめたい、と。

ピアノを弾くこと自体は楽しくて好きだけど、
レッスンが楽しくないので教室はやめたい、
とのことでした。

という訳で、ピアノは約8ヶ月で
辞めることになりました。

…辞めるの早いですよね。
私もそう思いました。

でもそれもまた一つの経験だし、
聴覚のことはともかく、
もし今後ピアノを習いたくなったら
その時また始めればいい、と思ったので
辞めることに躊躇はあまりなかったです。

ただひとつ、「個人レッスン」だったら
もしかしたら続けていたのかな、
と思うことはありました。

それで、ピアノを辞めた後どうしたか?
ということですが、空いた時間に
以前体験に行った後、しばらく
「やりたい」と言っていた書道を
始めてもいいなと考えました。

そこで上の子に「書道習いに行く?」と聞くと、
「うん!」と即答。
(ハマると予想した母の勘は的中!!笑)
ピアノを辞めた翌月から早速
書道を始めることにしました。

初めて持つ筆に上の子は大喜び。
「筆で字を書く」ということが
楽しくて仕方ないようでした。

また、書道教室の先生がすごく優しい方で
とにかくよく生徒を褒めるんです。

そこもまたモチベーションアップに
つながっているようで、
書道は現在も続けています。


くもんと書道の2つの習い事でしばらく
安定稼働(?)していた我が家ですが、
少し前に今度は下の子も一緒に
新しい習い事を始めました。

それは、

スイミング

です。

実は上の子は、水が顔にかかるのが
大の苦手
だったんです。

お風呂で頭を洗って流す時でも、
ちょっと顔にお湯がかかっただけで
すごく嫌がっていました。

そんな状態なので、
顔を水につけるなんてもってのほか。

小学校にあがって水泳の授業が始まったら
大丈夫だろうか…と思っていたら、
案の定、
大丈夫ではありませんでした(泣)

早く泳げるようになるとか
そんなことは求めていないけど、
せめて顔を水につけるくらいは
平気になってほしい…

考えた私は、
「そうだ!スイミング教室に行こう!!」

ということで、子供たちを
スイミングの体験レッスンに
連れて行くことにしました。

子供たちに「プールに行こうか?」と聞くと、
2人とも大喜び!
(何故かプールは大好きな上の子)

「でも遊びに行くんじゃなくて、
先生に教えてもらいに行くんだよ」と言うと、
それでもよく分からなかったのか
楽しみにしているようでした。

体験レッスンの当日、
最初は水に慣れるところからで
プールサイドに座ってコーチが水をかける、
というようなところから始まったのですが、
やはりちょっと嫌そうな上の子…。

これはさすがに続けるのは無理かな…と思いつつ、
体験が終わって感想を聞いてみると、

「楽しかったー!」

と一言。
ちょっと、いやかなり意外な返事でしたが、
それなら…と思って
「このままスイミング続ける?」と聞くと、
「やりたい」と即答。

ということで、2人そろって
スイミングを始めることになりました。

いざ始めてみたら、
子供の成長というか吸収力って
すごいなぁと驚かされる日々です。

通い始める前は顔に水がかかるだけでも
嫌がっていた上の子なのに、
1回目のレッスンで顔を水につけられるようになり、
2回目には潜れるようになり、
水の中で目を開けられて
蹴伸びもできるようになって…、と
できることがどんどん増えていきました。

きっかけは親からの働き掛けだったかもしれません。

でも、最終的には子供自身が
勇気を出してやってみよう!と決断したから
できるようになったんだと思います。

できないと思い込んでいたことでも
やってみたら実は難しくなかった、
ということもあるんですよね。

それはもちろん
何でもやれば必ずできる、
という訳ではないけれど、

まずはやってみる、挑戦してみる

ということが大事だなと
子供たちから教えられました。


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最後までお読みいただきありがとうございました☺️

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