幽体離脱の方法とハマった偉人たち。そして現実へ…
こんにちは。
今日は幽体離脱のお話をしていこうと思います!
「ゆうたいりだつ~」
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そうです!
双子の芸人「ザ・たっち」がネタにしていたアレです!
オカルトや都市伝説でおなじみの幽体離脱。
皆さんはどの様なイメージを持たれていますか?
体から魂の様な何かが抜け出してしまう……
そんなイメージをもたれる方が、多いのではないでしょうか?
幽体離脱とは?
幽体離脱とは、生きている人間の肉体から、霊魂(魂や意識)が抜け出すという心霊現象。または、その概念や考え方をも含むもの。
出典:幽体離脱/wikipedia
体験者によると就寝中に生じるケースが最も多く、病気やゲガなどで苦しんでいる時や、臨死体験時などにも起こるという報告があります。
宙に浮いたり、近所をさまよったり、
宇宙に飛んで未来や過去を見てきたり、
三途の川に行って呼び戻されたり…
などビックリするような証言が多いようです。
わーい!なんか楽しそう!
幽体離脱は脳が作り出す夢?
幽体離脱を体験する前に「金縛り」が先行して起きているという報告が多いみたい。
金縛りとは?
主に就寝中に意識はハッキリしていながら、体が動かせない状態をいいます。
医学的には睡眠麻痺と呼ばれる状態で、レム睡眠中(眠りが浅い時)に脳の指令が筋肉に伝わらないために起きる症状です。
金縛りで体がロックされている時に、自分の意識体(幽体)に集中して起き上がるようにして抜けたり、金縛りがトリガーになって、幽体離脱に繋がるケースが多いようだ。
金縛りが起こるレム睡眠中は、脳が起きているため眠りが浅く、夢を見やすい。
そのため”誰かが体の上に乗ってきたり、襲ってきたり” などの幻覚をみやすいようです。
夢、明晰夢
眠っている間私達は夢を見ます。
自分が走っている夢を見たり、時には高い所から落ちている夢を見て驚くこともある。
そして夢の進化系が「明晰夢」です。
夢は自分でコントロールできないが、
明晰夢は自分で夢を見ていると自覚し、コントロールできるという。
つまり現実と同じように自分の意志で夢の中を移動することができるようだ。
普通の夢よりもリアリティがあり、「現実と変わらない感覚」をもつことができるのが特徴です。
科学的視点から見ると幽体離脱は脳が作り出す幻覚であり、
「夢、幻覚の世界を見ている状態」
という見解を示しています。
幽体離脱のやり方にはどんな方法があるの?
幽体離脱は古代から認知されており、古代アステカ文明にはナワリズムという幽体離脱法が存在したという。
また、チベット密教には身体から魂を抜く「ポワ」の行法や、自らの分身である「虹の身体」を作るとされる技法がある。
出典元:心に残る家族葬/©MeLMAX.CO.LTD
最近では、本、YouTube、情報商材などでさまざまなやり方が紹介されており、「瞑想法」や「ヘミシンク」が人気みたいだ。
「ヘミシンク」については後ほど説明するぞ!
体外離脱を経験した科学者たち
科学者の間では、「幽体離脱」を「体外離脱」と呼んでいるみたいだ。
実際に体外離脱をした科学者たちは、どんな体験をしたのでしょうか?
エヌマエル・スウェーデンボリ(1688~1772)
史上最も有名な体外離脱者といえば?
そう!
エヌマエル・スウェーデンボリです!
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えっ? 聞いたことないですか?
彼は18世紀の天才科学者と呼ばれ「数学、物理学、工学、医学、解剖学」など様々な学問を極め、さらに「自然科学・機械工学」の専門家でした。
「飛行機・蒸気機関・潜水艦」を構想し、さらに現代の核物理学につながる理論を生み出したり、「脳と身体の関係」に注目し、現代の脳科学の先駆者ともなりました。
しかし、彼に試練が待ち受けていた!
「脳と身体の関係」をいくら研究してみても、人間の本質にたどり着けなかった。
あらゆる自然科学をマスターした彼にとって最後に残った謎が、「人間の心」でした。
彼はまず、静かな環境の中でひたすら瞑想しました。
そして、夢を毎日記録した「夢日記」を作成し、それを分析することで「心の世界」を探求していったのです。
そしてある日突然、霊界と現実世界を自由に往来できるようになったといわれています。
その後19年間にわたる体外離脱体験は、『霊界日記』に記され、
「死んだ人々との出会い」や、「霊界の構造」などが詳しく語られています。
カール・グスタフ・ユング(1875〜1961)
~スイスの心理学者、精神科医~
1944年、69歳の時、心筋梗塞が起こり、生と死の境をさまよう危険な状態に陥った。
ユングはそのとき幽体離脱をし、彼の幽体は上空に上っていった。
眼下には「青く輝く地球」が見え、その光景はユングに深い感動を与えた。
そして宇宙空間に浮遊する中でユングは、「私はかつて存在したもの、成就したものの集合体だ」という自覚を得る。
※私という人間はあらゆる出来事から成り立っているという意味
そして、宇宙空間に大きな隕石のような黒い塊を発見し近づくと、中が礼拝堂のようになっていて、彼は入っていこうとした。
それは地上での死を意味していたらしい。
そのとき下の方からユングの主治医の幻の賢者が現れて、こう告げたのです。
『まだ旅立ちのときではありません。あなたは地上で為すべきことがあります。』
その瞬間、ユングは肉体に向かって急速に引き寄せられていった……
このときユングが見た地球の姿の記述は、アポロが撮った地球の写真の姿とぴったりと合っている。
しかもユングはこれをアポロ宇宙船(1968)より以前、ガガーリン(1961)以前に書いている。
ガガーリン宇宙飛行士が「地球は青かった」というまで、ユングの体験はありえない話として誰にも見向きもされなかった……
ロバートモンロー(1915〜1995)
人間の意識の研究をしている「モンロー研究所」の創始者
モンロー氏はラジオ番組や睡眠学習システムなどの音響の制作会社の社長時代に、「睡眠学習」や、「人を眠りに誘導させる音源」を制作し自らが被験者となり研究を進めていた。
そして、42歳の1958年に体外離脱を経験するようになり、以後、その不思議な体験を繰り返すようになりました。
1971年彼はその不思議な体験を基に『体外への旅』を出版。
また、自身の体験を科学的に研究すべく、同年に「モンロー研究所」を設立した。
このモンロー研究所で体外離脱を人工的に起こす技術「ヘミシンク」を開発しました。
「ヘミシンク」とは、左右の耳からそれぞれ“波長がわずかに異なる音”を聴かせ、脳を「変性意識状態」に誘導させる「音響システム」です。
同時に寝てしまわないような音源も入れていて、「目が覚めながら深い脳波状態」に導かれていく。
肉体は寝ているんだけど、意識は覚醒した状態(金縛りの状態)を作りやすいとされ、さらに「呼吸法」を加えることで意識が体外に離脱するという。
さて、このモンロー氏だが体外離脱後に実に様々な経験をしている。
壁抜けして空中に浮き上がり、瞬間移動したり、友人を訪ねたり、幽霊と遭遇したり・・
ちなみに、「通電した金属の網目を通り抜けることができないこと」が経験上分かっており、モンロー氏はこれを応用し「幽霊捕獲機ができるかもしれない」と当時考えていたようです。
また、彼は死後の世界を訪問したり、時には未来の光景をもみるようになっといわれています。
リチャード・P・ファインマン(1918〜1988)
~アメリカ合衆国の物理学者(ノーベル物理学賞受賞者)~
リチャード・ファインマンは、「感覚遮断タンク」に入り、幽体離脱を試みている。
タンクの中の水には、濃度を濃くするため「しゃり塩(硫化マグネシウム)」が入っている。
温度は体温と同じくらいにして、真っ暗闇の中で体をプカプカと浮かせる。
タンクは光、音を遮断してさらに温度変化の感覚もなく、感じられるのは一つもない状態。
感覚遮断タンクに入って何度か訓練を積むうちに、ファインマンは幽体離脱のような幻覚を見ることに成功するようになります。
部屋の外に出てうろついたり、かなり離れた場所へ行ってみたりすることもできたらしい。
しかしファインマンは幽体離脱ではなく「脳内の幻覚」だと考えていたようです。
幽体離脱とVR
出典元:mail Online /© Associated Newspapers Ltd
スウェーデンの科学者らによる研究チームが、薬物を用いずに人工的に「幽体離脱体験」を誘導する実験に成功している。
実験では、仮想現実体験ゴーグルを用いて脳への知覚シグナルを混乱させることで、「幽体離脱体験」を誘導した。
被験者にゴーグルを装着させ、そのゴーグルを介して被験者自らが別の場所にいる映像を映し出しながら、被験者の身体に触れる。
すると被験者は、別の場所で何かに身体を触れられている自分を見ているような、あたかも幽体離脱しているような感覚を体験したという。
世界初となるこの実験では、被験者10人に1人の割合で幽体離脱の感覚を味わった。
研究チームの1人、スウェーデンのカロリンスカ研究所のヘンリック・エールソン(神経科学者)は、「人々は数世紀にわたって幽体離脱体験に魅了されてきた。幽体離脱は、人間の意識と肉体の結びつきの根源的な部分にかかわる問題だ」と語り、実験結果から「自分の身体があるという意識が、視覚や触覚などさまざまな感覚を通して得られるものであることがわかる」と分析した。
出典元:AFPBB News/ © AFPBB News
実験の結果、幽体離脱を誘導するに至ったメカニズムは、まだ明らかにはなっていない。
しかし、これまで妄想あるいは超常現象と言われてきた幽体離脱を科学的に解明できるかもしれない。
エールソン氏によると、
「この方法で、一種のテレポーテーションのような状態を作り出すことができる。たとえばビデオゲームなどで、仮想キャラクターに自らを投影し、あたかもゲームの中にいるようにプレイすることも可能になるだろう。」
出典元:AFPBB News/ © AFPBB News
と述べている。
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そう。
あの映画「レディプレイヤー1」の世界だ。
現実世界に絶望した人類が、最後の希望を求めVRゲーム「オアシス」の世界にのめり込む世界。
自分好みのカッコいいアバターにしたり、
行きたい場所に瞬時に移動したり、
バーチャル空間を自在に飛び回ったり、
好きなことを思う存分楽しめる!
これほど楽しく、刺激的な体験はありません。
しかし、現実の仕事よりもアイテムや仮想世界のコインを稼ぐことに必死になっている光景が印象的でしたね。
やりすぎ注意!
幽体離脱で体験したことは本人にしか分からない。
「ファインマン」や「スウェーデンの研究チーム」が示しているように『脳内の幻覚』というのが科学者達の見解のようだ。
……………
……………
僕らはいつも遠くを見つめている。
未来にああなりたい
こうなりたい
頭の妄想の世界をみている。
そして現実をみる
んー現実はなんかつまらない。
そしてゲームをしたり、映画、アニメを見て感動する。
時には笑ったり、時には涙を流して感動したりする。
そしてまた現実をみる。
ん〜見てるだけじゃつまらんな〜
そして、
VRヘッドを装着し幽体離脱!
ゆけ〜夢の世界へ!
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そして、バーチャルの世界に飛び込んだ君は必ずこう言うだろう。
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「現実で会いたい」
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僕らはいつも遠くを見ている。
でも戻ってくる場所は、いつも現実の世界だ。
なぜ現実に戻るのだろうか?
そこに「体」があるからだ。
「現実」は「体」だ。
そう。
常にこの現実(体)に戻ってくる。
一番近くにあるこの「体(現実)」のことを、この「戻ってくる場所」のことを君はどのくらい知っているだろうか?
体は体温を常に一定保ってくれている。
食べたものは消化してくれて、不要なものは排泄してれる。血液は常に循環し、心臓も常に鼓動している。
24時間365日。
頭が寝ている時も妄想してる時も体は常に働いてくれている!
そして、「体はチームワーク」でできている。
それを体は教えてくれるし、伝えようとしてくれてる。
幽体離脱をやりすぎると、理想(頭)の世界に偏り、現実(体)の世界との分離が起こる。
その結果、現実(体)の世界を見失う。
見えなくなり、体を無視してしまう。
体が伝えようとしてくれることを頭がキャッチできない。
頭の世界に没入し、チームワーク(体)を無視していると大切なものを失う
君の「記憶」‥‥
君の「使命」‥‥
まとめ
幽体離脱をやりすぎると、
理想(頭)の世界に偏り
現実(体)の世界との分離が起こり
現実(体)を見失う
その結果、体が教えてくれる
「記憶」と「使命」を見失う!
妄想、理想の世界は確かに楽しいが、
「記憶」と「使命」を手にした現実(体)の世界はさらにヤバイ!
頭と体を分離するのではなく繋げよう!
頭重心から下腹重心へ!
さあ地に足をつけて
その体で飛び込んでこい!
当局はこのワード解説文書、コードネーム【青春エイリアンズ辞書】を読み解ける有志を募るため、これらの文書を公開、引き続き調査を続けるものとする。