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「音楽」と「ソーシャルメディア」:2つの即興空間


ターンテーブルとコミュニケーションを即興する

今回は、ターンテーブル奏者のヤマモトタカヒロ ( Yamamoto Takahiro ) さんをお迎えします。

彼は非常に独創的な音像を持つ、実験・即興的ターンテーブル奏者であると同時に、シャープのtwitterの「中の人」というもう1つの顔があります。


ターンテーブル奏者としては、プリペアドされたレコードや、「レコード以外」をターンテーブル上で即興演奏するスタイルで、SjQは初期から共演を幾度もさせていただいています。
ターンテーブルデュオBUSRATCHでの名義では、大友良英さんとの共作などもあり、SjQや各メンバーにとっても、重要な共鳴や共振を与え続けてくれています。



一方の「シャープさん ( @SHARP_JP ) 」としての一連の活動は広く認知されているように、まさに「絶妙」としか言いようがないバランスで、ネット住民との対話を展開。サブカルから文化など多様な要素を交えつつ、広報という機能も果たし、それまでの企業や広報といったイメージを大幅にアップデートしています。

「実験音楽」と「SNS/広報」といった、一見相反する両サイドですが、
この2つが交差するキーワードが「即興」。

冒頭は即興演奏について。「垂直的にレコードをかける」、「間」などかなり鋭角的に切り込みます。やがて、それが見事にSNS・広報といった話題に符号していきます(40分頃)。

前後編の前編となる今回は、スペシャルとして、いつもより少し長めの尺でお送りします。



課題曲

Yamamoto Takahiro “ Baika East Park, Osaka, December 23, 2018 “



SjQ “hotsure ” from 『Torus』



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