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おてつたび体験記 〜 佐賀県藤津郡太良町『A-noker(ええのうかー)』でアスパラ収穫の巻 其の二 〜


前回からの続きです!

前回の記事もぜひご覧ください!!


いざ、おてつたび初日!!

無事おてつたびに行くことが決まり、日程や持ち物など聞きたいことは、おてつたびサイトのメッセージ(※おてつたび先に行くまでは電話や他のSNS等での直接の連絡は禁止)でやりとりを行いながら日が流れて行き、ついにおてつたび初日を迎えました。

初日の集合時間は早朝6時前。
アスパラのハウスへ向けて、期待と不安が入り混じる中、日が明ける前の街を車で走り出しました。
眠い目を擦りつつ車を走らせること約2時間。
着いた先は何棟ものハウスがある山の中でした。

無事到着してホッとしたのも束の間、早速アスパラの収穫がスタートしました。 


佐賀多良岳果樹園育ち「森のアスパラ」

今回お世話になったのは、佐賀県藤津郡太良町にある『A-noker(ええのうかー)』というアスパラ農家さんです。

有明海を眼下に望み、遠くには雲仙普賢岳を見渡せる太良町の中山間地で元みかん畑を開拓してできた土地で、林野庁が選ぶ「水源の森百選」のひとつに数えられる多良岳のお水、山から吹き抜けるさわやかな風、いたるところから聞こえる鳥のさえずり、十分な太陽の光を受けて育ったアスパラ。

そんなアスパラは、「森のアスパラ」というブランドで、今では東京のミシュランのお店でも使われているなど、一度食べたら忘れられない美味しさで大人気です。

大阪でサラリーマンをしていた代表の安東浩太郎さんが、ふとしたきっかけから、初めて訪れた時に自然と食べ物に感動した太良町に移住を決め、始めたのがアスパラの栽培。
狭い土地でも収益が上がりやすく、初期投資も少なくて済むことや佐賀県が技術的にもトップクラスだったことなどがアスパラを作り始めたきっかけでした。


アスパラってどうやって収穫するの?

アスパラってみなさん一度はスーパーなどで見たり、飲食店などで口にしたことがあるのではないでしょうか??
しかし実際にどのように生えているのか見たことある人は少ないと思います。
僕もおてつたびに参加する前は見たことない人のひとりでした。

A-noker(ええのうかー)さんのアスパラ畑で撮った写真がこちらです!


どーーーん!!

凄く立派ですよね!

先ほど説明したようにとても良い環境と、太良町の特産である竹崎カニや竹崎カキの殻を原料に入れるなど自家製の肥料を使っているのでこんなに立派で美味しいアスパラができるのです。

こうやって土から生えてるアスパラを1本ずつ専用のハサミを使って切っていきます。

食べてくれる人の顔を思い浮かべながら1本ずつ丁寧に。

ハサミに縦に長い棒が付いていて、この棒より長いアスパラが収穫の対象です。

1人ハウス1棟を担当し、夏場は6時から9時の3時間で大体3〜4棟分のアスパラを収穫しました。

だいたい1棟でこれくらいの量のアスパラが取れます。

上の写真のように屈んでの作業が多いので時間が経つとだんだんと腰が痛く…
アスパラを収穫していてつらかったポイントはここですかね。


ここまでが、佐賀県藤津郡太良町『A-noker(ええのうかー)』でアスパラ収穫の巻、其の二でした。

これの記事を見ていただき「アスパラってこうやって収穫してるんだー」って1人でも新たに知ってもらえたら嬉しいです。

アスパラは毎日同じように生えてくるので、この作業が毎日続きます。
これを毎年アスパラの季節は毎日収穫するとなると…っと思ったり思わなかったり。
農業も楽じゃねぇぜ!

さて次回は、おてつたび中のフリーな時間や休みの日はどう過ごしてたか書いていきたいと思います。

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