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ススミルができるまで 概要(1/3) 〜What’s SUSUMIRU?

こんにちは、SONICJAMの社内ユニットPAJAMASです!

表参道SPIRALにてGW期間中に開催された「SICF23」に出展しました。

SONICJAMでは展示コンテンツの開発やガジェット系の展示会への出展などは前例としてありますが、アート作品の開発・展示は初めてでしたので、3部に分けて振り返りつつご報告したいと思います。

  1. ススミルができるまで 概要(1/3) 〜What’s SUSUMIRU? (この記事)

  2. ススミルができるまで コンセプト編(2/3) 〜Why SUSUMIRU?

  3. ススミルができるまで 制作〜本番編(3/3) 〜How SUSUMIRU?

SICFとは?どうして出展したの?

SICFとは、「スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル」の略称で、若手作家の発掘・支援を目的とした公募展形式のアートフェスです。

EXHIBITION部門とMARKET部門に分かれており、私たちはEXHIBITION部門A日程で参加しました。

元々は海外で行われる展示への出展を計画していましたが、コロナウィルスの影響を受け断念、SICFへの出展が決まりました。

グループ「PAJAMAS」の誕生

SICFの出展に向けて「何を作るのか?」というところから再出発しました。

ようやく作品の具体性が見えてきたところで、新たなメンバーとしてデザイナーが加わりました。
この時のメンバーに、自主制作経験者やアート制作がしたいという社員が集まり、議論も活発になっていきました。

SICF応募に際し出展者名をどうするか、という話の中で突拍子もなくPAJAMASというネーミングが浮上し、満場一致で決まりました。
まどろむような感覚で、ゆるりと体験できるものを作りたい、という点がメンバー間で共通したためです。
ということでPAJAMASが誕生しました。

完成した作品「ススミル」

今回制作・出展したコンテンツは「ススミル」という体験型コンテンツです。

壁から突き出た筒を覗き込むと、日々の生活で身近にあるもの(例えば野菜やストッキングなど)が見えます。
よく見ようと前のめりになると、壁が押されることでどんどんミクロの世界へと視界が拡大されていく、という仕掛けです。

 ☆ ススミルの動画は→ こちら

日常の中で何気なく目にするものを、数百倍から数千倍という高倍率で観察すると、初めて見る景色が広がっています。
ススミルの筒を通じて非日常へと入り込み、ワクワクしたり驚いたりした体験が、その後に続く日常を少しでも新鮮で楽しいものにしてくれたら、
という想いを込めています。

展示当日

開催期間がGW期間中ということもあり会場は大盛況、ススミルも多くの方々に体験していただきました。( 3日間で計371名! )

自分たちが顕微鏡を覗き込んだ時に感じた驚き・楽しさをススミルから感じてくださる様子や、子どもが喜んでくれる様子、PAJAMASの他の作品が見たいという感想など、嬉しい反応をたくさんいただきました。
また表情や声色、体験前後の様子など、オフラインでのリアルなイベントだからこそ得られるものは多く、そういった言外の要素もフィードバックとして、今後の実制作や作品制作に活かしていければと思います。

ざっくりと振り返ってきましたが、制作期間中の試行錯誤や展示を終えてPAJAMASメンバーが思うことなど、以下の記事で具体的に書いていますので、ぜひそちらもご覧ください!

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