週末レビュー4月19日:創業助成金、淡路由良のアワビ、玉造のチリトリ鍋、実家の通販事業

4月9日に新しい会社を設立したので、その事業に関連する創業助成金の申し込みを始めた。その会社の仕事自体は始まっているので、商品の撮影や、ヒアリングのため、淡路由良、あと大阪玉造に行ってきた。

兄が経営する飲食店の売り上げがコロナの影響で落ちている事もあり、一年前からすでに始めていた、通販事業を大幅に強化する事になった。元々コンサルティング契約をして売り上げの10%をロイヤリティとしてもらっていたので、真剣に取り組んでいたが、より一層本気で取り組まざるを得なくなった。

というわけで、一気にめちゃくちゃ忙しくなり、1日も休んでいない。そもそも仕事があれば、休みたいとも思わないので、当分は忙しいと思う。

淡路由良のアワビと玉造のチリトリ鍋

私が新しく始める事業は「物語ある銘店の名物メニューをお取りよ寄せできる通販サイト」だ。

詳しくはこの資料をご覧ください。(市場規模などの数字は全て仮置きでガワだけ取り急ぎ作ったものなので、全く正しくありません)

その第一号店舗となる以下店舗、「海山」に撮影に早速行ってきた。

スクリーンショット 2020-04-20 21.46.57

お父さんが素潜り漁から帰ってきて、アワビやウニを荷揚げするところなど撮らせていただいた。

次に親子3代続くキムチと焼肉のタレをベースにしたチリトリ鍋を大阪玉造で提供する「てが利」というお店からも依頼があったのでお伺いした。ただの安売りではなく、歴史と物語がある商品の話を伺うのは本当に楽しい。

何より、その物語がその食材の味わい方に付加価値を与える。こういうことをしたかったんだ!と改めて実感した。

創業助成金

今は投資など受けるフェーズではないので、自己資金で事業を運営していくわけだが、自分の株のシェアを100%キープしながら、資金調達をできるのが、創業助成金だと思っている。

兵庫県に拠点を置く企業で、僕のような事業とバックグラウンドで一番フィットしそうな助成金を2つ見つけたので、速攻資料を作り始めた。

1. ミドル起業家支援事業

これは35歳以上の起業家が上限100万円の助成金と無利子無担保の500万円融資を受けられる制度である。

競争はかなり激しいらしいが、事業のブラシュアップにもなるしすぐに願書を作り始めた。7割くらい完了。

要件は35歳以上という事に加えて、地域社会への貢献、社会的意義の強い事業であるという事。

2. 高度IT事業所開設助成金

これは神戸市と兵庫県が半分ずつお金を出し合って、私のようなスタートアップを応援するために作られた助成金。大体500万くらいの補助が出る。個人的には上よりもこちらの助成金に採用される方が高いと思っているし、採択されたいと思っている。

要件は起業家自身がインターネット事業の経験が豊富にあること。地域社会に貢献できるビジネスモデルであること。

実家の通販事業強化

実家は大阪・神戸で17店舗の飲食店を営む中小企業で、今コロナの大打撃を受けている。

自分の兄が社長をやっているのだけれども、持ち帰りを超絶強化する事で売り上げのダウンを全力で食い止める努力をしている。

対面で商売ができない今、去年細々と始めた通販の事業が今脚光を浴びる事となった。

銀行から借入れた資金をただの繋ぎに使うのではなく、もっと前向きな事に使える土台がもうすでにあることは不幸中の幸いだと思う。

僕自身もECに関しては一般の人よりも経験があるので、大いに貢献したいと思うし、新しく始めた会社のベース収入となるよう、兄の会社の通販事業を立派なものにしていきたいという覚悟も決まった。

去年の年末に始めたばかりではあるものの、兄の会社の仕入れや、人もの金をうまく使えば年末に月商3000万円まで引き上げる事も可能だと思っている。

早速来週から2〜3の大きい企画をリリースする事となり、下向きだった兄の様子もものすごく前向きになった。やっぱり自分が大事に思っている価値観に基づいて、大事にしている、人、場所、コミュニティーに貢献できる事は本当に心が満たされる素晴らしい仕事だ。本当に久しぶりに仕事って楽しい。そう思えた本当に貴重な1週間だった。


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