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HSPが顎関節症やLDPを引き起こすかも

こんにちは!ボイストレーナーの安田結衣です。
今日はHSP(Highly Sensitive Person)という気質が顎関節症とLDP(Larynx Deep Position)を引き起こしているかもしれないというお話をしたいと思います。最近は顎関節症の話ばかりになってしまいますが、暫しお付き合いください。

顎関節症やLDPの原因の一つであるストレスを考えてみましょう。ストレスを受けると交感神経が優位になり、戦闘モードになるのは有名な話です。ただなぜストレスがこれらに繋がるのかは、漠然としたイメージでしか考えてきませんでした。しかし今現在私自身が顎関節症とLDPを引き起こしているため、この機会に自分の身体で実験してみようと思い立った次第です。

HSP〜顎関節症〜LDPの深い繋がり

私が顎関節症やLDPの症状になる時の前症状は「交感神経と優位化と感覚器の過剰反応」です。これは私がHSPという気質を持っている事も関係していると思います。

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HSPの気質を持っている人は神経症的傾向があり、ストレスを感じやすい反面、共感能力や5感が優れているなどの特徴があります。
顎関節症やLDPというのは生活習慣やこれらの気質が絡み合った結果であると考えますが、これらの大元となる原因は神経の活動が活発になりすぎる事にあると考えます。

神経の活動が活発になると、交感神経が優位になります。交感神経は生命活動を促すための神経なのですが、この働きが行き過ぎると興奮ホルモンのコルチゾールが分泌され、過度な食いしばり、血中の酸素濃度の減少、唾液の減少による唾の飲み込み回数の増加、目鼻耳などの感覚器の過活動などの変化が現れ、慢性化すると頭蓋骨の動きまで制限されてしまいます。

頭蓋骨が硬くなり動けない状態になると、口腔内が狭くなり、舌や舌骨や喉頭や咽頭に繋がる筋肉が収縮し、収縮方向の多い後方に喉頭が引っ張られる→LDPになるということが考えられます。

頭蓋骨マッサージ、舌はがし、口腔内マッサージによって舌や喉頭が動けるようになると、LDPも解消されていくのではないかと思いますが、根本原因となるストレスと上手く付き合っていくことも大切ですね。


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