渡辺淳一 著・白き旅立ち

わたしは、按摩、・マッサージ・指圧師と、鍼師、灸師という資格を持っています。
この資格を得るには専門の学校で三年学び国家試験に合格しなければなりません。
この学びの過程でわたしは解剖学の魅力にはまって行くのですが、それを語ると長くなるので今回は割愛します。
ああ、でも・・・
これだけ言わせて!
身体の構造は、誰が設計したわけでもないのに無駄がなく、機能的かつかっこいい🩷
好きな骨は頸椎です‼️

さて本題。
身体について学ぶ集大成として、実際に解剖された御遺体を見せていただくという授業があります。
これは、亡くなったあと、医療の発展のためお身体を提供してくださる方がいらっしゃるからこそできることで、正しくはご検体と呼びます。

日本で初めてご検体の提供を申し出たのは江戸時代の遊女だった、みきさんと言う方です。
これをきっかけに日本の医学は大きく発展しました。

渡辺淳一さんの白き旅立ちという小説にこのことが詳しく書かれています。
フィクションも含まれてはいますが、丁寧に取材されています。
渡辺淳一さんは以前、失楽園など官能小説で有名になりましたが、作家になる前は医師だったため、おもしろい医学小説もたくさんあります。
ぜひ読んでみてください📗

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