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予定がこわい

ASDの人が同じ内容のことを書いていて、なるほどこれもASDの特性のひとつなんだろうと感じたので、そのことについて書きます。

基本的に、予定を立てたくないんです。楽しいことであっても同じです。決められた時間に何かをやらないといけないとき、対策しないと頭の中がそれに支配されてしまうんです。少なくとも、そわそわしてしまいますね。

ワーキングメモリーが少ないせいもあるでしょう。また、想像力の障害と言われるように、予測できないことがとにかく苦手で、そこから頭を離せなくなってしまうのでしょう。と、理屈がわかっていても「こわいもんは、こわい」。

ずっと悩んできましたが、最近ようやく少しずつ、対処できるようになってきました。方法は主に2つあって、1つは「逃げずに、あえてそのことを正面から考えてみる」こと。ある意味で正攻法。恐怖の源は未知で、実際以上にものごとの大変さを過剰に大きく感じてしまうんですよね。少しだけ具体的に考えてみたり、実際に少しだけ行動してみると驚くほど恐怖が減ることもけっこうあります。

ところが、手強い問題もあって最初の方法が使えない場合、もう一つ方法があります。と言っても最近会得した方法で、まだあまり馴染んではいないんですが、これもシンプルで、「目の前の雑用とか、とにかく何か他のことを進める」というだけのことです。人によっては当たり前だと感じるかもしれませんが、個人的には、プレッシャーが強いと、そのことに囚われて、他のことが何もできなくなってしまいます。ただひたすら寝ていることも多かったです。その場合は、関係ないこと、今やらなくてもいいことでもいいので、とにかく何かやる。そうして気を紛らす。何かが進んでいれば、無為に過ごす罪悪感も減って、自身の過ごした時間に対する納得感も変わってきます。

うまく説明できていないように思いますが、少しでも予定と向き合えるようにしていきたいですね。

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