見出し画像

語彙力は人の為ならず

僕は慣用句やことわざが好きです。言葉でできる表現の可能性、限界を知るのも楽しいと思います。
ヘンな言葉というものに対してアレルギーもありません。言葉というのは変化していくものです。「さわり」は本来、重要な点を指しますが今は「top」のような意味で使われていますよね。ちゃんと考えてみれば全然変じゃありません。だってはじめに触るのはだいたいtopですから。

いままで若者言葉とかいってみんな何様のつもりか指摘してきましたが、だれでもみんな誤用と言える表現を使っているんです。だから大きな心オォオオイ!!!バカ鳥が!!!!!Twitter!!ほとんどてめえだろ!!!!オォ!?てめぇがだれでもなんでも言える環境、それを訂正する者を悪ともする風潮を作り上げたんだろうが!!!放置してんじゃねえよ!!エェ!?なーにがエックスコープだよ!!!!オイ!!!!セックスコープだよおめえはよ!!!!

先日Twitterでこんなツイートがありました。
「〇〇駅で自殺未遂しようとしてる人がいた。。。」
このツイートの”ヘンな言葉”や”ヘンな表現”は6000歩譲っていいとして。状況を的確に伝えられないこと、認識に違いが生まれることは大変に危険です。これは「ワカモノコトバ〜笑」では済まない問題に発展しますよ!
例えばこの件で、この人が言いたいのは「〇〇駅で自殺しようとする人がいた」とかそんな感じなんだと思いますが、連絡がきたときにこんな言い方されたら理解が遅くなります。既遂なのか、未遂なのか、けが人がいるのか、当人は確保できているのか、いないのか、周りの人がどうなのか、影響がどうなのか。例え話なのでこの件はなんもないんですが、もし目の前で事故が起こったらできるだけ的確に伝えたいですよね。
相手に伝わってしまえばなんともないです。が、他のケースでも伝言ゲームのように形も中身も変わって、事前に的確な情報さえ伝えてくれれば解決できたことも逃して最悪な問題となってしまうかもしれません。

別に「正しい日本語を!」なんていうつもりは無いんです。言えるほどの者じゃないし、個人的にストレスを感じたりするわけじゃないし。
でも、伝わり易い言葉を選ぶってのは思いやりだったり優しさだったりするのかもしれません。
それは巡り巡って自分を救うことになるかもしれないワケですね。

えっ?アッ、長い!?
えと...じゃあさわりだけ言うと...
えとえと...イーロン・ハクシュンがマイク・びっくりハンバーグと...えーっと...セックスしようとしてて...

的確な情報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?