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気になる?気にならない?

いつからだろう、気にならなくなったのは、
いや、もともと気にならなかったのか?

画面の主人公が自分に話しかけてくる、ことを。

これって、ドラマと映画では違うのか?

自分の体験では、ドラマは、、うーん『古畑任三郎』がそうだった。

映画は『デッドプール』か。

画面の中にいるのに、、、

いわゆる、第四の壁を破る、という行為。

最近、映画『怪物』の関連でドラマ『大豆田とわ子と三人の…』を見ている。
カンヌで賞を獲った、脚本家の坂元裕二さんの作品。

ドラマの最初と最後、主演の松たか子さんが話しかけてくる。

最初に「大豆田とわ子と三人の元夫」!
最後に「大豆田とわ子と三人の元夫」!また来週!

名前も一度聞いたら忘れない。

大豆田、大豆田、大豆田、

気になって調べた。
大豆田さんは、全国に70人。宮城と東京に多いらしい。

今読んでいる穂村弘さんのエッセイ『彗星交叉点』でネーミングの話があった。
小説家たちは、どうやって多くの登場人物の名前を付けているのだろうという問い。確かに気になる。

しかも、大豆田とわ子の3人の元夫は「田中」「佐藤」「中村」という超メジャーな名前、これは意図的だ…きっと。

ちなみに、佐藤さんは、全国1位で 1,842,000人らしい。


『彗星交叉点』で紹介されていた、

タランティーノの映画『キル・ビル』で新山千明さんが演じた、美少女殺し屋の名前は、「GOGO夕張」。「マッハGOGO」と「夕張ファンタスティック映画祭」から取ったそうだ。なんか超テキトーだ。でもなんか良い。


今日はこんなテキトーなことを、
テキトーに考えていた。

おわり

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