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サラバ2021

久しく書き物をしていない。大学入学時に買ってもらったレッツノートのキーボードの感触が非常に懐かしい(Aがうまく打てない。母音がうまく打てないとなると大変煩わしい)。

年末年始が好きだ。まったり自分の好きなように過ごすことが赦されているから好きである。緊急事態宣言下の自粛期間、STAY HOMEに似ている。ただ、飲食店や宿泊施設などサービス業、交通公共機関やライフライン、医療機関などなくてはならないものの業界に努めている方(他にも多くの業界、職種においても言えることだが)は、コロナ禍の医療従事者の方と同様、今も働いておられる。こののんびり時間はそんな方々のお陰で成り立っているものだと、ありがたいと非常に思う。思うけど、取り敢えず今はこの時間を楽しませてもらおう。

うちの会社は、夏季休暇を自分で取得しないと存在しない代わりに、冬季休暇が長い。今年は2021/12/25~2022/1/4までお休みだ。有給休暇とつなげて上手く長い休みをつくっているひともいる。私も24日は午後休みをいただき、その後3日間大分・別府や、福岡・博多など九州の方にお邪魔させてもらった。こんなに年末年始休暇が長いことには訳があって、それは夏休みが取れない代わりに…というようなお情けではなく、今年1年を皆さん振り返りましょうねという内省を促すことが背景にあるようである(また聞きだが)。

というわけで、今年1年を簡単に振り返りたいなというのが、この記事で私がやりたいことだ。文章を書くことが久しぶりで、もう既に疲れているので、たいそうなものではなく、簡単に。仕事ばかりではなく、私としての自分のことも。ほどほどにやっていきたいと思います。ぼちぼち。

今年は自ら進んで異動したので、ハイライトはそれであろう。それが7月のことなので、1~6月は営業・コンサル、7~12月はクリエイティブの部署で働いていたということになる。月ごとにまとめるとざっとこんなとこだろうか。

  • 1月:コンサルだけでなく、営業もやりましょうね、という組織体制に

  • 2月:新規のお客様を任せていただくことに

  • 3月:任せていただいたお客様の新規提案に奔走

  • 4月:安定稼働(したから異動を考え始めたのかも)

  • 5月:媒体社の方から褒められてガッツポーズ

  • 6月:引継ぎ開始。丁寧に教えられたかなあ

  • 7月:異動!部・チーム・領域すべてのメンバーに恵まれる

  • 8月:新規のお客様担当に。コミュニケーション大変><

  • 9月:コンペもやった月。結果は惨敗。またやりたい勝ちたい。

  • 10月:多忙月でなかったので事例創出とかものごとの整理をしたかも

  • 11月:アプリサービスのお仕事を持つ。念願だった元部署の人との仕事が叶う

  • 12月:お客様からのオーダーや、自発的な取り組みが、学びや提案に

ざっとこんな感じ…。月ごとに振り返るとやっぱり、「自分、意外と頑張ったネ!」ってなるからいいなあ。

今はクリエイティブの部署のディレクターに従事しているので、その職種に特化したざっくり振り返りでいうと、「営業・コンサル時代にやってきたことを、想定よりもうまく活かせた」年であると思う。

だからこそ、なのか、わからないけど、1年目よりはるかに残業は減った。
昨年は、公と私を分離できないこと、自分だけでなく家族や友達との時間が減ることは相当な負荷がかかることを、仕事を通して知れたので(これは本当に知れてよかった…危うく自分を「どこまでも頑張れちゃう体力オバケ👻人間」と勘違いするところだった)、意識して減らしている部分もあったかもしれない。

組織体制的に、来年はプランナーの仕事も少し入っていけるので、新しいことにまた挑戦できることに非常にわくわくしている。
私は、あまり将来やりたいこともなく、働く環境を変えるか継続するかも、今のところ拘りがない人間だが、なんとな~くのキャリアビジョンはあるので、それ少し近づいている気もする。

ただ、悩みは尽きない。まず、営業・コンサルの道を一旦外れたこと。これから花開く時であったことは事実だし、先輩からいただいた「あなたにこの仕事任せたいと思ってた」という言葉は忘れられない。ほんの1年足らずの経験じゃ、クリエイティブの部署に還元できることもたかが知れているなと部署を異動してから感じた。

また、残業時間が減ったことが、自分の頑張りが足りないからなのか、面倒を避けているだけなのか、一方それが普通なのか、判別がつかないことも課題だと思っている。営業・コンサルに居たころは、他部署とのかかわりの中で漏れる部分があれば全部自分でやっていた。今もそうすればいいのだが、フロントではなくミドルバックになるので、自分のやるべきことは何か、の基準がないと本当に難しい。嫌なことから目を背けているみたいで自分のことが嫌いになるし、だからといっていい結果が生み出せているわけでもない。

だから2022年は、案件を増やしてもらうとか、同じ職種の人と仕事する場面をつくりたいなと思っている。場数が足りないし、そもそも他の人の働き方が全然見えないリモートワーク下なので、そりゃ自分のなりたい像なんて描けるわけない。下期で見えてきたことがあるけど、それを正解にしたいかはまだ分からないので、もうちょっと経験を増やしたいな。我儘を言えるのであれば、尊敬できる人や、自分が好きな人と一緒に仕事をしたい。

というわけで、焦りはありつつ、楽しい1年だった。とにかく周りのひとに恵まれている。来年も気楽にやってこ~!

敢えて月ごとに振り返りはしないけど、穏やかな1年だった。コロナで会う人が減った分、本当に会いたい人にお金や時間をかけられるようになった。本質的だと思う。

思うのは、もっと大切な人を大切にしなくてはいけない、ということ。

ある時期を機に、自分を好きになること、愛することを意識的にやってきた。友達や家族や恋人にはそんな自分を好きになってほしいし、私はそんな自分で愛を与えたい。

ただ、自分を好きになるという行為は、何回でもアップデートされるものだと思う。成熟した人間になるために、内省して行動を改めて、そんな自分を好きになる。その繰り返しである。

今はまだ、の前置きは言い訳に過ぎないけど、本当に今はまだ、失敗ばかりだ。
だいたい自分の過ぎた言動のあとに、後悔が押し寄せるし、自己否定の嵐がやってくる。生理前は常に泣いている。
私と特に近い関係の人はこの過程の被害者となってしまう。私のアップデート、所謂、成長過程の糧になってもらっている。
(人間は社会的な動物なので、人とのかかわりの中で成長していくものだ。それを前提にすると、この現象は自明の理であるような気がするけど、みんなそうなのであろうか…)
ありがたい。ありがたいけどこのままではよくない。成長に失敗はつきものだけど、その失敗で信頼関係が一気に崩れることもある。

「ありがとう」「ごめんね」を伝える。失敗の中で学んだことは次に生かす。感情におおきなゆらぎがあるときはあまり人間とかかわらない、寝る。こんなところを行動に落としていこうかなと2021年を通して思っている。

うーん、あとは、、、
いいモノに触れる機会は増やしつつ、休息する自分をほめること。
お金や時間の使い方を考えること(2021年は明らかに使い過ぎている笑)。
ってところかな。。。

私生活といっても何十年続くものであり、私の場合は誰かと一緒に時間を過ごしたいから、適当なスパンで内省して、"変化"したいなあ。

私の生きる指針に影響を及ぼしている本たち(特に後者はずっと読み続けている)。

さ!2022年も生きるぞ~!

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