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面倒臭い女だなあって言わないで、思ってもいいから

最近のわたしはたいてい 遅くに寝て遅くに起きる生活なので 明るさで目が覚めてしまわないようにカーテンを閉めて 真っ暗にして眠ります 今日の朝起きたら カーテンの数センチの隙間から差し込む光で なにかがきらきらしていました 小学生の頃母親と映画を観に行って いちばん後ろの席に座って 何気なく後ろを振り返ったら 映写機の光に触れてなにかがきらきらしていて ねえ、綺麗、と母に言ったら 埃だよ、と少し笑いながら教えられたこと を思い出しました 


最近 やりたいことやつくりたいものが本当にたくさんあって いままではずっとただひたすらに 歌って踊ってSNSをする毎日だったから こんな風にいろいろなことをやりたいと思うことが あまりに人生で初めての経験すぎて 脳みそがパンクしそうです みなさまいかがお過ごしですか?

noteを始めて今月で2年が経つみたいです ノリと気分と勢いで始めたコンテンツなので全くもって気にしておらず noteからの通知で気が付きました 

これは今だから言える話ですが noteは誰かに勧められたわけでもなく プロデューサーやマネージャー、メンバーに相談することもなく ある日突然勝手に始めたコンテンツです だから始めた当初は もし怒られたりしたらどうしよう、と どきどきしていたし 誰かに絶対に読んで欲しい、これで絶対にバズりたい、みたいな気持ちも正直あまりなかったから こっそり、本当にただの趣味の一環として書きたくなったときに書きたい分だけ 書いたりしていました

わたしは多分 何をしても 何ができても あまり目立たないんだと思う わりと器用貧乏で やろうと思えばできるほうだと思うし 我慢もできるほうだと思うし だからわたしにとっては意を決した言動だとしても 流されてしまうことが多いような気が最近はしている 気のせいかも、しれないけれど

だから「ケイコはもっと文章を書いたほうがいいよ」と言ってもらえたとき  本当に本当に嬉しかったことを 何度も思い出すし 何度も心の支えにしている わたしは自覚があるくらい自分に自信が無いけれど そのおかげで 自分以外の誰かがくれた嬉しかった言葉をしぶとくいつまでも覚えていられるし それをいつまで経っても色褪せないまま持っていられる

そうやって大切にして じわじわと続けて もう2年になりました

バズりはしなくても 揺るぎないぶれない嘘のない芯のあるものでありたい


もっと楽観的に短絡的にあれたらきっと生きやすいんだろうなあ と思う 

制服のスカートを短くしちゃいけないのはなんでだろう、とか 高校生はメイク禁止なのに高校卒業後の就活ではメイクをするのはなんでだろう、とか アイドルが恋愛をすると叩かれるのはなんでだろう、とか 頭を使わずに流れに身を任せて多数派に身を寄せたほうが上手く生きられるはずなのに それができないのは生きにくいなあ、と思う

それから 自己肯定感が低いことは本当に情けないなあと思う 

ギターを弾いてもピアノを弾いても歌っても自撮りをしてもTikTokを撮っても文章を書いても わたしよりすごい人はもっといるしなあ、という気持ちが勝ってしまうし 素敵な洋服や靴やメイク道具を見ても わたしには似合わないしなあ、という気持ちが勝ってしまうし そんなこと思うより前に動けたらいいのに、と思う

でも今のところ わたしはこれでしか生きられないと思うし これからも多分そうです 面倒臭い女だなあ、と思います でも言わないで 思っていてもいいから これからもこの面倒臭い女にこれからも付き合ってくれたら嬉しいです ここまでちゃんと読んでくれた時点で きっと付き合ってくれる人だ、とは思いますが

わたしより素敵な人はいくらでも いる でもわたしは良いものを良いと感じ取れる感性にだけは 少しだけ自信はあるよ 今はそれだけで充分じゃない?ねえ?

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