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「あいつは優秀だ」って言う人の気持ちが分からない


みなさま、「優秀」という言葉について考えたことはありますか?
私が社会人になって、割と序盤に感じた違和感の一例としてここに残します。もしこれから社会人になられる方、そしてなりたての方は少しでも頭に入れておくといいのかも…? ※私もまだ若手部類ですが

1.そもそも「優秀」とは

釈迦に説法な気もしますが…相も変わらず、一旦辞書をなめましょう。

優秀(読み)ゆう‐しゅう
〘名〙 (形動) 人の能力が非常にすぐれていること。また、そのさま。機械性能などについていうこともある。

引用:コトバンク>精選版日本国語大辞典

と、あります。ここはみなさま知ってるよ!と言うところかと思いますが、人の能力が非常に優れていることを指して、優秀と言うようですね。

きっと学生時代には、周囲の会話で「優秀」というワードが飛び交っているような環境ではないと思うのですが、社会人になると唐突に日常会話で用いられるシーンが散見されます。

これはなぜでしょうか…?

2.何が境界?「優秀」が使われるシーンと対象

優秀対象の遷移

あくまで私個人のイメージですが、利用シーンと「優秀」とされる対象をまとめてみました。

ガラッと変わるんですよね。
学生時代には勉学やスポーツなど何かで秀でていればOKだったものの、社会人になってからの「優秀」はひどく人間性に重心が偏ります。理由は主に、組織としての成果の挙げ方が異なるからだと考えます。

「優秀」の境界と求められるもの

学生時代と比べてより一層、組織としての動きが求められるので、当人の人間性やその会社との親和性を計るのでしょう。

…小言を言うとすれば、ですが…学生時代に求められてなかったものを社会人になって急に求めてこないでくれよ、と私は思いました。笑

3.あなたはどうなんだ

それでもまだ、優秀の対象が変わることについては納得がいくのです。
理解もできます。ただし、日常会話で人を評価するのに「あいつは優秀だ」なんて声高々に話す人の思考が理解できない。

掲題にもある通りのことを思う訳です。私はひねくれているので。
それが本当に心から、尊重の意がこもっていて、かつ貶めるようなニュアンスでなければいいのですが…

私にはそう聞こえなかったのです。
一緒に仕事を頑張ってきた同期に対して、本人の居ないところで「あいつは優秀だ、不出来だ」と笑いながら業務中に喋ってるあなたはどうなんですか。

オフィスの中でそんな話を耳にするたびに、喉元通り過ぎて歯の裏までその言葉が到達します。最悪話も聞いてません。

話聞いてない図 ※口臭が気になった場合

とにかく私から伝えたいこととしては、【どうかお気になさらず。】です。
そんな人と関わるのは不利益でしかありませんので、ぬるっとそこから抜け出しましょう。

あと、個人的な感覚ですが、すごく上から目線な気がする発言でもあると思うので、自分が使いたい場合はよっぽど仕事ができて、かつ周囲にも認められてる場合に使いましょう。…使いたければ。

以上、愚痴&仕事に関するちょっとしたそもそもでした。
それではみなさま、本日も頑張ってまいりましょう。

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