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この部屋から東京タワーは永遠に見えない

Twitterで話題になってるのすら知らなかった
NewsPickの番組でやっと知った

久しぶりに一瞬で読み終えた
わかりすぎるしわかりたくなさすぎて
読んでよかったという気持ちと同時に胸くそがめちゃくちゃ悪かった
皮肉だね読んでいらないくらい苦しかった

「東京」

小さいころから東京が好きだった
何をするでもなく学生時代はよく東京に遊びに行っていた
いつか絶対に住みたくて転職を機に上京することにした。
東京には何でもあって、キラキラしていて、沢山の人がいて、
でも何もなくて、重たくて、くろいものもたくさんある。

地方出身の自分では決して届かないものもたくさんあって
でも地方にいるままじゃ、もっと届かないものがあって。
「東京」で生きていたい。
夢を見ていたい。叶えたい。

自分はこの本にでてくるような地方のただの一般家庭で
でもそこそこの大学に行かせてくれたので
そのままそこそこの会社で、その地方でそこそこに生きることもできた。

でもなにの刺激もなくて停滞していてこのまま終わらせたくなかった。
東京が好きだし東京で生きてみたいし東京に染まってみたい。
この思いは消えなかった、ダサいかもしれないけど
てかダサいのわかってるけど東京に行ってみようと思った。

どこに住んでもチャンス平等というけど
やっぱり私には東京のほうがたくさんのチャンスがあるように思う。
人との出会いがたくさんあって、きっかけもなんでもある転がっている。

何になりたいのか、誰と戦ってるのか、
そもそも戦ってるのかわからないけど、

なにかを自分の中に残したいだけなのかも

まだもう少し頑張れる

てか頑張りたい
そう思わせてくれたのも東京で出会った東京タワーが見える部屋に住む人だったな


今の部屋からは東京タワー見えないけど
いつか絶対に住む、東京タワーの見える部屋。




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