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職場でのスタンス | 楽しく生きる繊細さん

今回は職場でのスタンスについて。

気づくからこそ気遣う

HSPだと色々なことに気がつきます。

・機嫌が悪そうだな
・調子が悪そう
・忙しそう
・この業務、理解してなさそう
等々…

気がつくから、より皆が働きやすいよう気遣いをする。
私もそうしていました。
「する」というかもはや「してしまう」です。
自動的にそうなってしまう状態。

その気持ちはとても尊いし、善意というのも分かります。

穏やかな雰囲気の方が自分も落ち着いて仕事ができますし。

誰か忘れていませんか

いろんな人に気を遣って、仕事を円滑に進めようと頑張っているHSPさん。本当にお疲れ様です。

でも、その中で忘れられている人はいませんか?
そう、自分自身です。

職場の雰囲気、立場によると思いますが、
私は正直めちゃめちゃ疲れました(笑)

4人の部署のマネージャーをしており、
HSPと感じる部下はいません。
5人に1人と言われるHSPさんの世の中の構成比と一緒ですね。

気遣いを続けて得たもの?

最近、新人さんが一人入り、私の業務を引き継ぎました。

・新しい職場で緊張しているだろうから笑顔で。
・これも伝えておいた方がいいな。教えよう。
・そろそろ自分で考えてほしいけど、質問されたし、やり方を伝えよう。
・あぁ引継資料まだ出来てないや。「ごめんね。」「申し訳ないんだけど…」

こんな感じで進めてました。
文章で読むと、丁寧で優しい「いい先輩」、でしょうか?

一ヶ月後の新人さん、
仕事は回せるようになりました。

一方で仕事への緊張感・責任感は減りました。
なぜなら何でも教えてくれて責任を取ってくれる人がいるから。
そう、私です(笑)

自分の為すべきこと、為したいことに集中

マネージャーとして働きやすい職場にすることは大切です。
では何のためにそうするか、
それは「組織の目標達成」です。
職場の雰囲気は、その一要因に過ぎません。

私は「新人さんがどう思うか…」
にフォーカスしすぎていたと思います。
その分、自分の業務に支障が出て、
まさに本末転倒…。

「他人がどう思っているか」ではなく
「自分がどうするべきか、どうしたいか」を考えましょう。

そういう思いで動いていると
自分の心が晴れやかになります。
ついでに相手からも信頼され、敬意をもって扱われます。

周りの雰囲気ではなく、
第一に自分の心の芯をしっかり定めようと決めた一件でした。

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