私は、性格悪い。
こんにちは、自己嫌悪モード真っ只中のNariです。
今回の自己嫌悪モードは、昨日の投稿で触れたバイト先の話がきっかけではじまりました。バイト中、周りのスタッフはみんないつも穏やかで、なのに自分はお客さんの些細な言動が気になりずっと引きずってしまう(心が穏やかでいられない)から、そんな自分はみんなに比べてものすごく心が狭いのではないか?と考えるようになりました。
お察しの通り、今回の自己嫌悪モードは自分の性格に関してです。私のMBTIはINFJ-T(画像参照)で、巷では、INFJは基本的に「良い人」と思われているようです。
しかし、私は完全なる例外で、自分の性格が嫌で嫌で仕方ありません。卑屈だし、誰よりも心が狭いし、人に過度に期待するし、頑固でいつだって被害者ヅラ。
INFJあるあるを読んで、ものすごく共感するけれど、それとこれは別というか、同じINFJでも私だけはやっぱり性格が悪いな、、と思うのです。
最近、特に気になるのは、自分の心の狭さ。
自分にとって許せないことが多すぎるのです。これは、「世界一やさしいやりたいこと見つけ方」の自己分析ワークを進める中で気がつきました。
このワークの中では、「最近イラッとしたことはなんですか?」や「あなたが許せないことは何ですか?」などどいうネガティブな質問に答える場面があります。
そこで私は、答えが嫌というほどどんどん出てきたのです。
(以下、最近イラっとしたことを列挙します。性格悪すぎて、フォローを外されないかと不安です・・・)
バイト編
・破れた5000円札を平気でお支払いに使うお客さん(気付かなかったらしょうがないけど、気付いたなら使うのやめようよ!!!)
・教えてもらうのが当たり前かのように道を聞いてくるお客さん(携帯あるんだから調べろ!!と思ってしまいます・・・はあ、、、心が狭すぎる)
・レシートを無言でトレーに置いていくお客さん(いらないとか一言でもなんか言って!!!)
・イヤホンしたまま会計にくるお客さん
(一回で聞き取れないならイヤホンするな!!)
→店員の気持ちを考える以前に、店員の顔もおそらく見ていない、自分優先な感じが私的には許せないのです・・・この人はいろんな可能性を考えないんだなあ、、と思ってしまう。
(ちなみに自己理解のワークでは、ここから自分の価値観や得意なことを見つけるそうです!)
家族編
・外食して夜遅く家に帰る私に「今日は家事を全部私がやったから、お風呂洗いだけはやって」と言い、私が家に帰るまでお風呂を洗わずに待っている妹。(どういう論理!?!)
→これはあとから妹に理由を聞いてみたら、自分の納得のためだったそうです。「自分ばかり家事をやると、今日は家事をひとつもやらなかった姉である私のことが嫌いになりそうだったから」だそうです。自分の気持ちを落ち着かせるために、何がなんでも、何かしらの家事を私にやらせたかったそうです。なんか納得・・・でも相手の気持ちとかは考えなかったんか?と私は思いました......
・「私が一番最初にお風呂入るー!」と口約束だけして、お風呂が沸いてもすぐに入らない妹
(家族みんな待ってるのに!!!なんなら私は妹の口約束の前から待ってたのに!!口約束でひょいと済ませるなんてずるい!!!)
・私が買ってきておいた食べ物を勝手に食べる妹
(バイトに持っていくために買っておいたのに!!私はいつもこれ食べていい?とか聞いてるよね!!?!)
・「リビングの電気消してね?」と毎晩言ってくるお父さん(消し忘れたことないのに!!なんのために言ってるの!)
→妹の愚痴がほとんどになってしまいましたが、妹の場合、これを自分がされても怒らないんだろうなあ、だから平気でやってしまうんだろうなあと思います。妹の心が広いんだろうなあ。
逆に妹に私の許せないことを聞いてみると
コンビニのコーヒーマシンの前で、氷の入ったカップをぶちまけた時、すぐに拾わず呆然としてたところが許せなかったそうです。確かに、びっくりしすぎて固まってしまっている横で、妹がせっせと氷を拾ってくれていた記憶があります。ごめんね妹・・・
こうやって書き出してみると、私は、本当に心が狭い。絶望的に狭いです。本当はもっとたくさん書けます。でも、読んでくださっている方に嫌われたくないという気持ちがでてきてしまったので、このくらいにしておきました・・
なぜこんなに心が狭いのでしょうか。これは、INFJと関わりがあるのでしょうか?あるといえば、前回も少し触れましたが、めちゃくちゃ色々なことに気がつくし、考える。考えることをやめられないという点ですよね。
ネガティブなことに対しても、たくさん気付く&深くまで考える(N型)&考え続けるのをやめられない(J型)&感情に振り回される(F型)タイプです。
ノーマルタイプのINFJさん、つまり性格のいいINFJさんは、この辺りどうしているのでしょうか?ネガティブなことに対してはそもそも気が付かないのでしょうか、、? 性格の悪いINFJである私となにが違うのでしょうか、、?
でもこれは、残念ながらMBTIの問題じゃなく、私の性格の悪さが問題な気がします。
次は、人を傷つけることについて、少し気付いてしまったことを書いておきたいとおもいます。
これは母に言われて気付いたことなのですが、私は、気を抜いている人の前で(特に家族)、たまに「わざわざ言わなくていいこと」を言っているそうなのです・・・はあ・・・・最悪すぎます
母には、「〇〇は、人が傷つくことを故意に言ったりしないけど、全く悪気なくポロっと余計なことを言ってしまっている」と言われました。
そして、残念ながら自覚がありました。そして大抵、そういう余計なことを言ってしまった後、数秒後に気づくのです。「あ、これもしかしたら嫌味と捉えられるかもしれない!」と。気付いた時はなるべくすぐに「ごめん!今の言う必要なかった!嫌味みたいに聞こえちゃってたかもしれない!全然そういうつもりじゃなかった!」と慌てて否定しています。
でもこれも、こうやって言葉になって自覚できたからには、なるべく早く直す必要があります。
ではなぜ、「わざわざ言わなくていいこと」が口から出てきてしまうのでしょうか。
振り返ってみると、私の脳内には基本的に「嫌味」や「相手を傷つける言葉」がそういった言葉として自覚された状態で浮かんできません。だから、口から出すまで、それが「わざわざ言わなくていいこと」だと自覚できないのです。(家族やとても親しい人の前以外ではもう少し緊張して話しているので、大抵気が付くのですが、、)
対して、母や妹の場合、彼女たちの脳内には即座に「これを言ったら相手を確実に傷つけられるぞ」という嫌味などが思い浮かぶのだそうです。だからこそ、それを「言わない」という選択肢がとれるのだそうです。
なるほど・・・すごいなあ。賢いなあ。いいなあ。私には欠けてるなあ。
これはおまけですが、私は嫌味や傷つける言葉を言われている側の時も、即座にそのことに気付けません。
脳内に「相手から嫌味を言われることがある」という発想がないのだと思います。危機感が足りていないというか。だから、帰りの電車で、「あ、あれって、もしや嫌味だった?」とか、友達に「それ多分嫌味だよ」と指摘されて初めてそのことに気づくのです。
色々終わってますね・・・・
母については、年齢が私とは離れているので一旦置いておいたとしても、私より若い妹は、私より遥かにおおらかで賢く優しいんだな、ということを実感し、尊敬と共に自己嫌悪が深まりました。
自分にも(いい意味で!)甘く、他人にもちゃんと甘い。気にしない。どうでもいいじゃん。なんでもいいじゃん。
聖人みたいにはなれなくていいから、こんなふうに生きてみたいです。
でもなかなかそうやって生きられない。日々、ニコニコした顔の裏で、性格悪い自分をグチュグチュとこれでもかと煮詰めながら生きています。そしてたまに親しい人の前で噴出し、一番大切な人たちを傷つける。なにがINFJ大学生なんでしょうか。なにが聖人のように性格のいいINFJだ。私は、正真正銘性格の悪いINFJです。
本当に嫌になります。自分の取り柄は、周りの人よりも少し優しいところと自分に厳しいところだ、と思ってこれまで生きてきました。でも、前者は全く違いました。私は、全然人に優しくなかった。INFJなのに。まさに、私は「自分に厳しく、人にも厳しく」を体現していました。
「自分に甘く、人にも甘く」なりたいけど、そうなったら、残された最後の取り柄までなくなってしまう。だから、私が目指す先は、「自分に厳しく、人には甘く」なんだと思います。
目指す先がわかったところで、そう簡単に変われるはずはありません。生まれ持った性格を変えることはとても難しいと思います。
それでも、私には 考えること が残っています。私の唯一の希望。考えること。考え続けること。
自分の体験について、自分の思考について、考える。周りから言われたことについて考える。
自分の思考や人からもらったアドバイスは忘れないようメモにまとめておく。何度も見返して唱えてみる。明日からそれを少しだけ意識して過ごしてみる。成長を図る。また考える。
私は、性格悪く生まれてしまったけれど、1人で考えることの力をなめちゃいけない、と信じています。
変われるところまで変わってやろう、と思っています。
追記
自分のダークサイドを知る上で、YouTubeのこの動画も参考になりました。(コメントにまで大共感でした・・・INFJってほんとにそんないいものじゃないよね・・・わかる・・・ただただ生きづらいんよ・・・となりました。)
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