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退職

初note

約1ヶ月半前の4月1日を最終出社日として、新卒で入社した会社を退職しました。

在職期間2年間。web界隈の業界では普通に感じますが、おそらく世間一般的には短いのでしょうか。まあ短い/長いの議論はさておき、IT系っぽく2年間の在職期間をまとめる退職エントリ書いてみました。

新卒でこの会社を選んだ理由

自分は新卒として「株式会社DeNAトラベル」という会社に入社しました。この会社は、就職活動の初期から第1志望だった会社でした。

Dトラに行きたいと思った理由は、

・IT×旅行という領域に興味を抱いていたから
・DeNAのグループ会社だったから

の大きく2点です。

1つ目の「IT×旅行」に関して。大学時代に観光産業や航空産業を中心に学習していた中で、Inbound / Outbound 含めて、旅行産業は今後の日本経済を再生させる活力を秘めていると確信していました。

そのなかで、そんな旅行産業を次のフェーズにステップアップさせるのはインターネットをはじめとした「IT」であると考えており、OTA(Online Travel Agency)を中心に、就職活動をしていました。

2つ目の「DeNA」に関して。旅行と同じくらい注目していたインターネット系企業を見ていく流れで、DeNAの説明会に足を運びました。その説明会が

”創業者南場が語る会社説明会”

ってタイトルで、DeNAのファウンダーである南場智子さんが登壇されていました。

説明会では「Delight」とか「球の表面積」とか、知っている人が聞いたら「ああ、あれね」ってなるビジョンとかを南場さんから直接伺ったのですが、いまの自分のマインドにすごく近い考え方だな〜と一目惚れしました。

(DeNAの選考も受けたのですが、当時は具体的なWillがなかったこともあって、わりと序盤であっけなく”お祈り”🤔)

そんなこんなで出会ったのが「DeNAトラベル」でした。

面接では↑で書いたようなことを熱く語り、面接も得意の(?)コミュニケーション力で突破し、無事に内定をゲット。18年4月に晴れて、Dトラの一員になりました。

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DeNAトラベルからエアトリへ

入社して2ヶ月。研修も終了間近。
配属も決まり、いよいよ現場に!って矢先の社内メール

タイトル:「株式譲渡について」

18年6月よりDeNAトラベルはDeNAグループを離れ、「株式会社エアトリ」としてエアトリグループにジョインしました。

そこからの数カ月間はまさしく激動で、PMIに伴う色々やら、サービス名の変更やら、DeNA帰任も含めた周りのメンバーが大きな入れ替えやら…社会人なりたてということも相まって、秋くらいまではずっとバタバタしてた感覚です。

高速バスを担当していたころ

会社としては激動の中ではありましたが、担当することになる業務自体は大きな影響はなし。
配属された部署は一番希望していた場所だったので、割と高いモチベーションを持ったまま目の前の仕事に向き合う日々を過ごしていました。

そんな中で最初にアサインされたのが高速バスのサービスでした。

いまでこそ「エアトリバス」としてエアトリを形成する1つのサービスとなった高速バス商材ですが、自分が担当していたことは、社員ですらサービスを持っていることを知らないくらいの小さなサービスでした。

ただし小さいだけあってやれることも多く、PM的ポジションでサービス丸々1個見させてもらったので、UI/UXの改善からバス会社への営業、問い合わせ対応など幅広く担当し、WEBサービスや旅行商材ECなどの基礎を学びました。

この経験を1年目からできたことは、若手を推す文化の強いエアトリグループになったからであるし、後にエアトリ本体のサービス運営に携わったときにも大きく生きた経験でした。

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↑バス時代に2人3脚で走った先輩。この頃は休みの日も集まってカフェに行って仕事してた

エアトリに携わっていたころ

会社としても個人としても落ち着いてきた1年目の冬、エアトリサービスにアサインされました。

具体的には海外旅行商材を担当し、「取扱高」という旅行業界ならではのKPIを向上させるためにいろんな業務を担当しました。

高速バスと比べると会社の中心事業だし、周りは社歴の長い大先輩ばかりだし…という環境ではあったものの、それならそれでこれまで感じたことのない刺激にあふれる日々でした。

そのなかで一番大きかった刺激としてはWEBプロダクト改善に携わったこと。

それまではHTML?JS?ってレベルでしたが(いまも十分とは言えないが)、プロダクトまわりの事業部担当として関わることで、そういった方面へのナレッジも増やしながら、WEBプロダクトの改善を中心にエアトリのグロースを考えるようになっていきました。

うちのチームには、WEBディレクターやプロダクトマネージャー(PdM)というビズとシスの架け橋的存在がいなかったため、要件定義や開発マネジメントは事業部担当と開発サイドの担当者でコミュニケーション取りながら進めていました。

なのでプロダクトの完成度を高めるために、TwitterやnoteなどのSNSなどで他のWEBサービスのPdMが公開しているTipsとかを見て勉強したり、プログラミングかじってみたり、時間があればシスチームの席に遊びに行ったり(←これが一番多かったw)、コミュニケーションの総量はめちゃくちゃ意識しました。

振り返ると「成功した」って思える案件はほとんど無かったけど、最高のメンバーとプロジェクト進められたと思ってます。

これから

ビジネスグロースのためのプロダクトUX面からのアプローチ

エアトリでの経験を経て、この方向により没頭していきたいと思いました。これまでの環境でも出来ないことはないんですが、よりプロダクトドリブンなサービスで、「ホンモノ」を肌で感じながら学べる環境でチャレンジしたいと思い、転職することにしました。

具体的にどんなことやっていくのか。これについてはまた別のnoteで綴れればと思います!

2年間お世話になりました〜!

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