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2020.04.09.東京

寝坊、朝ごはんに玄米とアジの南蛮漬け、味噌汁、小さいチキンふたつ

小説を書くが集中できず村上春樹のインタビュー集「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」を読む(昨日の夜読みかけて寝ていた)。そのまま勢いでトルーマンカポーティの「ティファニーで朝食を」を読む。いつのまにか「ローマの休日」と頭の中で混ざっていたらしく全然スジが思っていたのと違くて驚いた。面白い小説だったけれど、これがベストセラーの古典になったのはいまいちよくわからない。カポーティとフィッツジェラルドはぜひ原文で、彼らの書いた言葉そのままに読んでみたいと思う。


そのあとは18時過ぎまで小説の続きを書いていた。夜ごはんにサバと白菜の無水鍋を作ってひとりでたべる。味噌汁も飲む。食べている間にひとつだけのつもりで「Z the bigining of everything」の続きをみるが面白くなってしまい結局最後まで3話観る。1シーズン観終わったのにフィッツジェラルドがまだ「楽園のこちら側」しか書き終えてないので笑ってしまう。シーズン2は予算の都合で目処が立っていないらしく残念だ。ぜひ彼女の演技で統合失調症になりスイスのギナジウムに収容されるゼルダが観たい。

「ミッドナイト・イン・パリ」はいわゆるフィッツジェラルド夫妻のイメージをとても鮮やかに提示してくれる良い映画だったな。わたしもあの狂乱の時代のフランスに飛ばされたらもう戻らなくったっていいと思うかもしれない。

楽しくなってフィッツジェラルドの著作を年代ごとに書き出し、意外と読みこぼしがあるなあと思ってムラムラと全部読みたくなった。とりあえず父に連絡し持っているものがあればくださいと懇願し、手持ちの本を物色しにランニングのあとでロッカールームに降りた(引越しの際にそこに段ボール三箱くらい本を押し込んだ)。

とりあえず今日明日すぐに読みたくなりそうなものだけ持ってきたが、うれしかったのは叔母の大学時代の教材とノートと作文?など几帳面にファイリングしてあるものをごっそり見つけたこと。近代文学とあって国文学と英米文学だろうか?かなりの量だがパラパラと読んだ限り面白そうなので一つ持ってくる。フォークナーとフィツジェラルドだ、フォークナーの八月の光は一度読んだきり母のレストランに寄付してしまったな。今度散歩がてらとってくることにする。

ああ楽しい、誰とも合わなくても全然平気だな!本と映画と音楽さえあればいい。わたしが目指すべくは玉の輿かもしれないな……となかば本気で考え始める。芸術のことと自分の美貌のことだけ考えて暮らしていたいぜ。

美女と野獣でベルが、見事な図書室をプレゼントされて感激するシーンが昔からとても羨ましかったなー!!!あれもらったらわたし、全然もう何されてもいいし城から出ませんしあなたのこと愛します、と思うけど野獣はもふもふしてるけど汚いおっさんは厳しいな……

寝ます!!!!

#日記 #東京 #本 #フィッツジェラルド #カポーティ

本を買います。たまにおいしいものも食べます。