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物欲の系譜 ある個人のモノ語り

自分にとって、「物欲」これはごうである。高度経済成長育ちの自分としては、モノの豊かさが幸せを呼ぶと思ってしまう。それは、戦争中の物不足で育った親世代の必死の努力と願いの体現でもあるからだ。

どれだけのブームが、魅力的なモノとやって来たことだろう。今でも続くモノもあれば、輝きながら、いつしか消えていったモノもある。

プラモデル、Uコン(ご存知だろうか?ラジコンになれなかった有線の模型飛行機)、マテルのスーパーチャージャー、ディンキーやマッチボックスのミニカー、ウォークマンの初代機の衝撃。ミザールの天体望遠鏡(10cm反赤ー政治用語ではなくて、反射赤道儀型)、beta MAX、絵の出るレコード=レーザーディスク、思い出すだけでも、消えていった製品やメーカー名が、頭の中でひっくり返したおもちゃ箱のようにあふれてくる。

暮らしを変えたようなすごい製品もあるが、自分のこれまでの中で、心に残る物欲を、記していこうと思っている。

愛機で、これぞ日本って感じの世界最小の35フィルムカメラ minolta TC-1  
このレンズまわりが、メカっぽい。

今回は、とっかかりの文なので、ここで終わります。次回からは、具体的な物欲を書こうと思う。

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