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酒と友を『陶淵明全詩文集』ちくま学芸文庫

コロナ禍で、友人と酒を酌み交わすことが無くなっている。家族は喜び、家計は助かるだろうが、心は落ち着かない。
そんな時に、現れたのが、この1冊である。図書館で借りて来た。

どういうわけか、こういう男はいるんだよなあと、読んでんいて思う。漢文の授業を思い出しながら、高校生では、この雰囲気は、わからないだろうなあと、思ってしまう。

酒を1人静かに呑むのも大好きだが、仲のよい良い友人と呑むと、もうこれは人生の最高のひとときにも、例えられると思う。陶淵明は、そのことをよくわかっていた飲兵衛である。

コロナ禍が、本を1冊紹介してくれた。

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